エコエコアザラク R-page&B-page [DVD]
評価の内訳は、R-Pageが★、B-Pageが★★。平均して★★。
劇場版長編作品というよりは、エコエコアザラクをテーマにしたPVというのが第一印象です。これは監督のプロフィール、得意分野を考えれば仕方のないことかもしれません。映像と音楽は美しく、物語ではR-Page、B-Pageとも終盤でサプライズが用意されているものの、全体的に平たんな展開であり、パンチ力不足は否めません。小さな田舎町に限定した舞台設定もいただけない。せっかく二本立てで制作するのなら、せめて片方は大都市や学校を舞台にして欲しかったところです。
そして、黒井ミサを狂言回しにとどめ、脇役を中心に描くのは、話数が多く様々な切り口で物語を見せられる原作漫画やTVシリーズだからこその手法。R-Pageで尺を割いたジャーナリストとシスターの悲恋は果たして必要だったのか。原作ファンからは邪道と言われるかもしれませんが、主役であるミサの本格的な活躍を描いたヒロイックホラーファンタジーを、(もしあるならば)今後の実写化作品では実現して欲しいと思います。陽性な役柄が多かった近野成美が、予想に反し黒井ミサの雰囲気を出していたことと、些細な小ネタの中に監督が原作漫画を予習した形跡が見られることに敬意を表し、★★+★。
TOK10
聴く前は正直期待をしていなかったのですが、聴いてみたら自然に入ることができました。
こてこての古いジャニーズソングも扱っているのに、恥ずかしさが全然かんじられませんでした。
プロデューサーも素晴らしいですが、10年経っても成長し続けるグループだからこそできる技かもしれません。
そして唯一のセルフプロデュースの「Love You Only」も大人のバラードになってて10年の年月を感じさせます。
先輩後輩達のカバーでも彼等の実力あってこその1位だと思います。
改めて「おめでとう」と言いたいです。
水中メガネ/七夕の夜、君に逢いたい
だれなんでしょう、水中メガネのChappieは?!
長年Chappieフリーク、ティン・パン系のファンから謎とされていた水中メガネの透明感のあるヴォーカリスト…これはグルーヴィジョンズのイメージ戦略と暗黙の秘密とで長年封印されてきた経緯があります。
もう時効なのとこんな時代なので公にしてしまいます。
七夕の夜のChappieは森高さんだというのは周知の事実ですが、
水中メガネのChappieは“いとうようこ”さんという不世出のアーティストです。
だからどうした?と言われればそれまでですが、いとうようこ(伊藤洋子)さんはドリカムやCocco、永井真理子らが所属していたMSアーティスト(現 株式会社MSエンタテインメント・プラス)所属のかたで、かつてはKENZ & THE TRIPSの上田健司さんとともにdetailsというユニットで活動し、CDも2枚出しています。現在彼女は、ご結婚され、子育てに専念していますが、私は近い将来再び世に出ると確信しています。