リーヴィング・ザ・トゥエンティース・センチュリー [DVD]
1999~ミレニアム、マニックスの故郷ウェールズ凱旋年越しライブ。
とにかく、映像が素晴らしい!ライブ開始前の会場付近のコアなアフター・マニックス・チルドレンの熱気、ヴォーカルテストするジェイムス、リハーサル中のショーン、ニッキーのインタビュー。そして最高のライブ!!!!
どれもこれもこのバンドが”特別”だと感動してしまう。ファンが映像の中で「マニックスは世界一正直な詞を書く。とにかくライブを見れば最高のバンドだってわかる」と言う通り。「everything must go」はこのライブ版が一番好き。そして、「今ここにいないリッチーへ捧ぐ」と、ジェイムスがアコギ一本で歌う「small black flowers~」、圧倒的な「the masses against」どれをとっても最高。「Australia」のニッキーのファッションも必見!全22曲。更に映像特典もスタジオ収録の曲とインタビューも付いてます。是非に他のライブ・アクトもDVD化して欲しい。。。
Journal for Plague Lovers
マニックスの2年ぶりの新作です。
ジャケットからしてここ数作と雰囲気が違うのが解ります。
マニックスといえばリッチーがいた第1期と失踪後の第2期で音楽性の違うバンドですが
当然、ファンにもどちらかが好きという方がいると思います。
私は正直、美メロの方が好きなんです。同じ様な方が他にもいるかもしれません。
そんな人にとって今作は「ホーリーバイブルの続編」ということで多少、渋ってしまうかも
しれません。今作はメロディーだけいえば前作の Autumnsong のような曲は入っていません。
ほとんどの曲が3分内でパンク色の強い内容になっています。ですが決して初期のような
アルバムということで括れてしまうような作品ではないのです。曲は短くてもバンドの色んな感情が凝縮されています。
今作を聴いたファンはさらにマニックスを好きになることは間違いないのではないでしょうか。
Postcards from a Young Man
マニックはいつも一つの作品にすさまじきエネルギーとパワーが溢れ、甲乙つけがたい作品群ばかりですが、今作品も最高傑作で、コアファンのみならず楽しめるエンドレスリピートの作品になってます。明るい曲が多いのが特徴ですが、いつも攻撃的でも情緒的でも、ロックを牽引する気高さとセンスの塊の楽曲たち、彼らと同じ時代に生きてこれて本当に幸せです。貴重な存在の雄姿のまだ先を、まだまだ観たい!と熱くさせる名盤です。ストリングバリバリのライトな楽曲はウェディングなシチュエーションにもはまるかも。大絶賛作品、五星でも足りません。
Send Away the Tigers
印象としては「this is my truth〜」と「lifeblood」の中間位な感じです。最近のマニックスは80年代っぽい音が顕著すぎかも…。ま、去年出したニッキーのソロはいいとしても、ジェームズのソロが、イマイチだっただけに、3人が集まると、やはりマニックスの音になるんだな、と実感します。サイコビリーっぽいユニークなリズムの曲があったり、ニーナとのデュエット曲もグッドで、コーラス&メロディーも良いです。まぁ、たしかに音はマンネリ化してますが、この人たちは最初からキワモノキャラで売り出しただけに「何をやっても許される」のかな?相変わらず一癖二癖ある変人たちです。しかし、WINTERLOVERS、ね〜(笑)
Manic Street Preachers: Sweet Venom
メンバー4人の生い立ちから、出逢い、そしてリッチー失踪過程と
その後残されたメンバーの心境が順を追って雑誌のインタビュー
などを加えながら細かく記されている。
ファンにとっては今更的な内容なのだが、もう一度当時のメンバーの
心境や状況を振り返ってみるのには良い一冊だ。
ただし、リッチーファンには少々読んでいて辛い部分もあるが・・
デビュー当時からの写真も載っていて、貴重だと思う。