スメルジャコフ対織田信長家臣団
この人をどう評価するかはそれぞれですが、同世代としては、ブライアン・ウィルソンとジョン・ミリアスの話題が出てくるので、それだけで楽しくなってしまう。小説が売れなかったらただのマニアのオッサンですなあ(俺がそうか?)
「カラマーゾフの兄弟」、昔、アタックしました。あっけなく途中で挫折、途中まで結構入り込んで読んでいたのですが大審問官とか出てきた記憶がよみがえる。クラソートキン君とかいうのも思い出してきた。世界名作全集とか親が買ってくれてました(期待されてたんだ)。河出書房懐かしいですね(今もある?)。何割読んだかな??ジャン・クリストフも並んだままでした。魔の山も並んだまま・・・嗚呼。
知られざる万人の病てんかん (医学教養新書)
評価は星5つに格上げです.サイトの書評の変更作業がうまくいかないので,まだ星4つと表示されていますが.私は「てんかん専門医」です.初めて会った患者さんに「てんかんですね」と話すと,多くの患者さんがショックをうけます.実のところ,てんかんは,きちんと診断されて専門医に治療方針のアドバイスを受けていれば,それほど大騒ぎする疾患ではありません.病気の理解がきちんと得られることが幸せの鍵となります.でも多くのウエブサイトや専門書は,いたずらに患者さんの不安をかき立てるだけのものなのです.この本は,私が患者さんに最初に薦めている本です.内容は的確であり,患者さんや家族は元気が出ます.本当は抗てんかん薬を処方している専門医ではない医師に薦めたい本ですね.なにしろ,日本では現在,てんかんの患者さんの9割以上は,てんかんの専門医ではない医師に診療されていると推測されるからです.改訂版では,内容もより明快で,表紙も明るくなりました.患者さんや家族が,必ず元気になれる良書です!