ロウきゅーぶ! (電撃文庫)
受賞作だという理由だけで何も考えずに注文し、届いた本の表紙を見てちょっと引く。アオリにはロリコン、小学生女子などと怪しい文字が並んでいて、失敗したかなと思ったのですが、とりあえず読んでみる。…おお、中身は全然違うじゃん!
長谷川昴は高校一年生。中学時代は県選抜のバスケットボール選手であり、高校の部活でも期待の新人、だったのだが、入部直後にバスケ部部長が顧問の娘(11)と恋愛スキャンダルを起こし、激怒した顧問により部活は一年間の活動停止処分となる。一転、やる気のない高校生に転落してしまう昴だが、叔母である篁美星の策略にはまり、美星が顧問を務める女子バスケ部の臨時コーチを一週間限定で引き受けることになる。ただし、美星の勤務するのは小学校。部長の件があるので昴も何かやらかしてしまうのか、と思うがそうではない。非常に真面目なスポーツものに変わるのである。
練習場所を奪おうとする男バスとの試合をすることになった女バスの面々。経験者は湊智花ただ一人。勝負は二週間後。だが、勝負にならないというなかれ。個性を生かし、ピンポイントで技術を磨き、心理戦まで駆使して何とか自分たちの居場所を守ろうと必死になって闘うのである。その過程で自分のやる気を取り戻していく昴の姿といい、正統派スポーツものという気がする。
(ケース) ロートCキューブ オーツーワン 120ml*2本
結構コンタクトが曇るのでいろんな保存液や洗浄液を買って試しましたが、これに落ち着きました!
つけ初めから終わりまで快適な使用感が維持されます。
開栓した時に2つの液が混ざって効力を発揮する容器で買い置きしても気にならずに使えます。
SANYO 「eneloop」シリーズ ニッケル水素電池 単2形 1本パック HR-2UTG-1BP
eneloopの充電池は使い切るまで電圧が安定していて、自然放電が非常に少ないし、使用時間が短くなるメモリー効果が小さい、低温環境にも強いくて、非常に素晴らしい。技術誌でも評価が高い。もう30本は使っている。
だけど、単3形より上は価格がグッと上がる。単2は単3と比べると、容量が1.6倍だが、価格は数倍。
これなら単2用のスペーサーを買って(オリジナルより安い市販品が色々ある)、単3を使おうと思うだろう。軽量になるメリットもあるので。
今後の実勢価格に期待したいところ。
ちなみに、単1形は価格が単2の1〜2割増しだが、容量はその倍近くある。
それと、eneloopを含めてほとんどのニッケル水素の充電池は0.3V電圧が低いので、懐中電灯に使えば明るさが劣るし、その点はご注意。
使い切り電池と同じ1.5Vにすると耐久性が減退するようで、素材や構造上の課題があるのだそうだ。
ちなみに、充電器は eneloop のユニバーサル充電器を使っているが、単3・4形だけはSONYの急速充電器BCG-34HRMESを使っている。一番にはメモリー効果を除くための放電機能が付いているからで、OEMでSANYOの技術が使われていて eneloopがそのまま使える。機能が充実していて使い勝手が優れている上に、割安だし、他社を見渡してもベストの組み合わせではないかなと思う。
ヒューレット・パッカード HP 177インクカートリッジ ライトマゼンタ
「純正品」である限り、製品自体の性能には申し分ありません。(「再生品」ではインクがにじんだこともありました。)
ただ、「新品未使用」の純正品を半額以下で販売するショップで購入したら使用期限の切れた製品でした。
安さを重視して割り切る人もいるでしょうが、使用期限を確かめるか信頼できるショップで購入した方がいいかもしれません。(常識カナ?)
ARMA2 日本語マニュアル付英語版
ひととおりやり込んで、ネットにあるMODも入れましたが、Windows7(64bit)で問題なく動作しています。
同時期発売のタイトルではグラフィックスはかなり重いですが、中程度の設定でも十分きれいで、戦場の視界も現実に近い5kmを確保できます。最低設定でも十分にきれいで戦場の雰囲気を味わえます。
ふつうのゲームとして見た場合、かなり毛色が違うタイトルだと思います。
リアル系FPSの呼び声は本当です。
登場する兵器や武器が本物っぽい上に多数登場し、マップも広くて行動が自由です。戦闘ではなく、戦場の雰囲気を楽しめる人なら最適のタイトルではないでしょうか。
楽しみ方はいろいろあります。
キャンペーンやシナリオプレイですが、これは英語が苦手な人はあまりおすすめできません。プレイ自体は目標がチャートに出るし、キーワードは慣れてくれば分かりますから問題ありませんが、ストーリーにのめり込むのは難しいかと思います。
有志が作成した日本語MODをネットでダウンロードしてフォルダに入れておけば日本語表示に変わりますが、残念ながら完全版ではありませんので期待はしない方がいいです。むしろメニューが日本語になることがありがたい。
日本語マニュアルは詳しくない操作説明だけで頼りになりませんが、もちろんあると有り難いです。
個々のミッションは楽しめます。
狭い施設内でのデスマッチ戦はよくあるFPSタイトルと同じです。武器がリアルなだけに、サバイバルゲームとして純粋に楽しめます。非現実的なジャンプや回復アイテムはいっさいありませんし、撃ちまくってなんとかなるような相手でもありません。頭を使って慎重に立ち回り、遮蔽物や武器の特性を考えながらじっくりと敵を倒すようなスタイルです。撃ちまくって危機を脱出したりすることもありますが、あくまで現実的にそうである場面だけです。
大規模戦と称されているミッションは人気もあり楽しいです。マルチでもシングルでもプレイできます。大規模戦はRTSをやるような感じで、自陣営部隊をマップ上で指示を出せばそのとおりに攻めて行き、動画サイトにアップされているような戦闘が発生します。
このような司令官的プレイもありですが、本当に楽しいのはこの役割を逆にして分隊(小隊)を率いて司令官の駒になることですね。
何々を占領せよみたいな命令を受けてメンバー・武器・装備を選んで編成し出撃することです。味方兵士はAIですが、うまく命令を出せればなかなかそれっぽく働きます。戦場は何kmも離れていたりして大変ですが、侵攻路を選んだり、敵拠点を前にして偵察を行ったりするのは結構楽しいです。街道から戦車を先頭にして力攻め、回り込んで裏山から狙撃しながら特殊部隊のように侵攻、ヘリに載っての空挺作戦、夜のうちに民家に紛れ込みいきなり市街戦・・・と、なんでもできるところが本当に楽しい。街をうまく落とした後、給油や弾薬補充、負傷者の手当、隊員の補充などの手配をするときすら楽しい。だからこそつかの間の休息も楽しめる。そして敵の反撃に備えて要所要所に味方兵士や戦車・スナイパーを配備しつつ次の命令の実行に備える・・・
CTFやチーム戦などのミッションももちろんあります。どれも最初はわかりにくいですが、上記の様な戦闘部分だけをおいしくプレイできます。
いろいろな武器を使うことがメインの簡単なミッションも武器毎にあります。
上記のようなミッションを自分で作成できるエディタもついています。いいミッションを作成するには知識と習熟が必要ですし、例によって英語の壁がありますが、手軽に自分の好きな設定を試すことができるのは魅力です。それに他の有志が作成したミッションがネットで公開されています。
結論として他のタイトルにはない独特の戦場世界を味わえるということで星5つとしたいところですが、最初の取っつきにくさ、他のFPSタイトルのようにスピーディな展開を期待する人には向かない、など馴染めない人もいそうな点で星4つとしました。
スポーツ系FPSが好きな人でも、この独特のリアルさにはまる人はいると思います。