0‐6才 新しい「しつけ」の本―「自分でしたい」「自分でできる」の見守り方がわかる (たまひよ新・基本シリーズ)
たまひよのベネッセからこの夏、新しく出されたしつけの本。
その大きなコンセプトは、子供の育つ力を信じ、
「教える、育てる」ではなく、
長い目で、「見守り、支えよう」というもの。
「この時期には、ああしなさい、こうしなさい」と
親を焦らすしつけ本が多い中、
この本は、どれも、自分のお姉ちゃんやお母さん、
おばあちゃんからのちょっとしたアドバイスのような
やさしさにあふれた内容で、何だか励まされます。
読者ママの体験談も豊富だから、とっても身近で、
そうそう、この悩みなんだよねぇ、っていうのが多いし、
使われている写真もそんなママたちからの投稿だから、
とってもほのぼのしていて、見ているだけでも、
育児の疲れが、やわらぐ感じ。
人と関わる力(褒め方、叱り方…)、自分でできる力
(生活リズム、おむつはずれ…)、人と共に生きる力
(個性、友達、親との関わり…)、生活を楽しむ
(自然と遊ぼう、食べるって楽しい…)、
たくさんの目で見守ろう(パパの育児、シングルママパパの育児…)
などと細かくわかりやすく項目別に書かれています。
全部で241p、この値段で、これだけ豊富な内容なら
私は、納得です。
一家に1冊、育児に、ちょっと行き詰ったときに、
もしかしたら、助けになるかもしれませんよ。