伊豆の踊子 [DVD]
昭和初期の秋。一高生の水原(石濱朗)は、先輩の小説家を頼って、伊豆の旅
館へやって来る。そこで、水原は、旅芸人一座のあどけなさを残す踊子、薫(美
空ひばり)を見かけ、淡い思いをかき立てられる。翌日、下田へ向けて一座が出
発すると聞き、水原は、彼らと行動を共にする。少しずつ、薫と親しくなって行く
水原だったが…。
川端康成の同名小説の映画化作品。松竹としては、五所平之助監督、田中絹
代主演作に次ぐ、2度目の作品。原作の雰囲気を崩さず、野村監督の端正で抑
制の効いた演出で、美しい小品になっている。薫は、その時代のアイドルの登
竜門的役柄と言っていいが、本作では、当時の人気絶頂だった17歳の美空ひ
ばりが、初々しい魅力で役柄に生命を吹き込んでいる(2曲披露)。松竹の箱入り
スターだった石濱朗も、偶然にも、若き日の川端の相貌に似ているのが嬉しい
ところだ。
より自由な恋愛描写の作品が主流になっていた50年代に、原作の持ち味とは
いえ、キス・シーンはおろか、抱擁シーンさえないプラトニック(ストイックと言って
もいいぐらい)な恋愛を描いた本作は、初恋の淡く微妙な思いと、もどかしい距
離感に満ちた作品だ。石濱と美空に、それぞれ、そっと(隠れるように)視線を交
わさせ、ぎこちない会話をさせる野村監督の演出は、若い二人の清らかで澄明
な、しかし、壊れそうに臆病な心情を美しく巧みに表現している。若い主演の二
人の資質と魅力を十分に引き出した演出だ。加えて、伊豆の風光を生かしたロ
ケーション撮影が素晴らしく(近代化しつつある前の伊豆の姿を捉えたギリギリ
の時期だったろう)、画に日本的な奥ゆかしい情緒を添えている。
本DVDは、16mm原版(と思われる)から、テレシネ、レストアされたマスターを使
用したもの。大きなキズなどもなく、総じてきれいにレストアされているが、ディ
テールに乏しいソフトな画質。音質は、数ヶ所でこもるようなところもあるが、総じ
て明瞭。50年代前半の作品としては、及第点の質だろう。特典映像などの収録
はなし。
「OGUNANA」小倉奈々写真集
内容は悪くないです。脱ぎ惜しみもありませんし、スタイルも良いモデルさんですし。しかし何か物足りないのも事実です。
「スタイル」については、表紙のイメージよりも筋肉質でウエストもかなりくびれています。バストもヒップも絞れていてかなり鍛えたのかと。ですから「女性目線」だと憧れるようなスタイルだと思いますが「男性目線」だと、もうちょっと緩い・柔らかいボディラインのほうが好まれるかと思います。結果的にちょっと判断が難しい作品なんですが「スタイル4点、写真3点、笑顔には6点⇒総合4.3点」といったところでしょうか?
しかし「表紙の笑顔」がお気に召した方なら買って損はないと思います。「エロ度」はともかく「笑顔」に癒されます。
少年アリス
長野まゆみ氏原作の透明感溢れる同名の作品を個性豊かな声優陣で織り上げたドラマCD。
長野氏の描く少年達の瑞々しさを「声」として置き換える試みは十分成功していると思われる。
だが、「目で追って(読んで)」美しい日本語と、「声に出して」美しい日本語には多少の差があって、原作のままの言葉回しでは少々聞きづらいところがあったのが残念に思う。
声優陣が豪華な分、また、原作に思い入れが深い場合は、キャストイメージがあっていないと思われたときにはオススメしにくい。
「天は赤い河のほとり」 サウンドシアター
ä ̄é£è"\£±...-£äo ̄è¿'\-£°'é±±¿a¿"¨äoä'"¨\è3...\'±o-
33é±±¿a¿"¨é\'¿¡¿ äoä'"ä¡-1¨\a§¨è'3'¡-
1ä±±éè" ̄é'"¿¡2èa¿§-'ä"é°2°- ̄£¨-
a£° ̄§ ̄-33£°°è±¡é''--1aé2"§¨¡a-
é-¢- ̄'£°é'""§--
ä¨èaè-'...3°è...a'äμ'䣨
a-1!!3 ̄é3 '表§ ̄¡o解a£-¿μ§
ä'\£a¨ ̄è-¨" ¨-
§ ̄££°'é¡''a£1"°"2 "¨¢±±£"±é" ̄'§μ£-
"¶a¶'è3...\-¨
é±±¿a¿"\3§1£§è\a§μ3
天は赤い河のほとり(6)
原作が好きで読み始めてそれからドラマCDの方にも興味を持ちました。
キャラクターの声のイメージが私的にピッタリだったので
気に入ってここまで買ってます。
原作を知らなくてもCDだと頭にすんなり入っていくので大好きです。
原作の雰囲気を損なわずとってもいいです♪