クイーンエメラルダス VOL.3「宿命の絆」 [DVD]
このVOL.3では他の二作と比べてあまりエメラルダスが出ていなかったのが残念だった。私的にはもっとエメラルダスを出して欲しかったです。しかし、話の内容としてはおもしろかったと思います。
松本零士 スーパーメカニクス クイーン・エメラルダス号(劇場版 銀河鉄道999ver.)
全体的にスマートなシルエットや光源の有無、重量や質感など『新世紀合金』にはとても敵わない出来ですが…プライズ品ならではの箱から無造作に本体に絡まる針金を何本か解放して2つしかない部品を左右に差し込むだけで無手間で頑丈なエメラルダス号が貴方の元に姿を現します。ホントに頑丈なので(笑)安心して手に取る事も多く、天才松本零士のデザインが身近に感じられる良品です。前部に2ヶ所、本体側面に2ヶ所、下部ゴンドラの旗…と赤地に白色ドクロマークがとても素敵な本艦ですが、やはり大量生産の為かライナーから無造作に取って組み立てた様な跡も見られます。…でも塗装済みの30cmあまりの本体は自分にとっては宝物になりました。プライズだから頑丈だから…お風呂にも持っていける本当のおもちゃです( ̄▽ ̄)ただ…価格設定はとても頂けません。
クィーンエメラルダス サントラ盤
このOVAについて簡単に感想を書くと、(1)海野広は原作同様いまいちのキャラ(2)エメラルダス号のステルス性と艦隊戦の圧倒的な能力にドキドキ(3)エメラルダスは(まゆを産んだにしては)スタイルがいい(4)ハーロックが一瞬登場するがちゃんと井上ハーロックであるのが嬉しい(5)作品全体として眺めると整合性というか、まとまりがいまひとつの感じ・・・といったところだろうか。それでも、この主題歌とエンディングは、メロディも良ければ歌詞も良く錬られている。他のBGMは必ずしも好きではないが、この2曲のためだけにこのCDを買っても後悔しないのではないかと思った。というか、OVAの出来に比べると2曲の歌は良くできすぎているように感じられるのであった。それにしてもエメラルダスはかっこいい。彼女の左ほほのキズの由来もコミックスやOVA、わが青春のアルカディアなどでそれぞれ異なるのが面白い。
新装完全版 クイーンエメラルダス(1) (講談社漫画文庫 ま 2-22)
連載当時は、断片的にしか読むことが出来ず、とても残念な思いをしていた。今回、1と2が完全版として発売され、やっと通しで読むことが可能になった。スピンオフして出来た作品だが、松本零士の漫画の中でも、とても良い出来の作品と思っている。4星の理由は、氏の作品に共通する事だが、完結していないと言うことに尽きる。「陽炎の紋章」とともに、新たに描き起こして、ストーリーを完結させて貰いたいと願うのは、私だけでないと思うが...。