ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ロバータ・フラック (ワーナー・スーパー・ベスト40)
あまりにも有名な「やさしく歌って」ですが、女性シンガーソングライターのロリ・リーパーマンの原曲をたまたま飛行機で聞いたロバータ・フラックが運命の出会いをし、完璧主義者の彼女が3か月をかけ、満を持して発表しグラミーの最優秀レコード・最優秀楽曲・最優秀ボーカル賞を受賞しました。ハワード大学の特待生だった彼女の実力なればこそと思います。運命のいたずらか同時期に同大学のの特待生のダニー・ハサウェイとの出会いも将来に多大なる影響を与えます。30数年ぶりに聞いてみて改めて彼女の素晴らしさ・凄さを認識し、再評価されても良いと思います。日本では、イージーリスニングに分類されたり、バックグラウンド的に聞かれているようですが…。ジャズを歌わせてもやんわり酔わしてくれます。
『叫ばず力まず、どこまでも穏やかですずしげで、聞くほどに心を優しくクールダウンしてくれるシンガー、それがロバータ・フラック』が全てを表していると思いませんか?
ベスト・オブ・ロバータ・フラック
ベスト・オブ・ロバータ・フラック
とにかく満載の一枚。筆者のお気に入りは、「愛は想い出の中に」「やさしく歌って」の他にFeel like makin' love, Making love, Oasis, ダニー&ピーボと歌ったThe closer I get to you(ルーサー・ヴァンドロス&ビヨンセもカバー), Only Heaven Can Wait (For Love), Back Together Again(グルーヴィー!)等々。本当に温かみのある声としっとりした質感で、聴いているものを癒す歌だ。はっきり言ってヴィジュアル的にイケてはいないが、それを凌駕して余りある歌唱力と音楽性であることは間違いない。
アルティメイト・ベスト
やっと探しあてた曲がありました。
「In Your Eyes(和名、ユア・アイズ)」力強いボーカルと繊細なメロディ。
ベンソンというとカーペンターズでおなじみの「This Masquerade」のようにもっと
重いボーカルを想像していたのでベンソンだと思わずに探していたので驚きました。
アルテメットのタイトルに相応しく、グレン・メデイロスがヒットさせて
日本ではおなじみの「Nothing's Gonna Change My Love For You(和名、変わらぬ想い)」
は、流石にオリジナルの威厳さがあり、ホイットニーのヒット曲
「The Greatest Love Of All」やこのアルバムでもデュエットで挿入されている
ロバータフラックの代表曲「Feel Like Making Love(和名、愛のためいき )など
唸る選曲となっています。
お奨めです!!このアルバムは私の永久保存盤です。
PIANO STYLE (ピアノスタイル) Vol.8 (リットーミュージック・ムック)
Vol.5にチック・コリア「スペイン」の楽譜が掲載された時点で、一生リットーミュージックさんについて行こうとココロに決めました。
聴き栄えがするアレンジなので、発表会でもよくこちらの楽譜を使っています。
「バードランド」「イン・ザ・ムード」「ヴォカリーズ」の3曲はいつかどこかで必ず弾こうと思っています。
何より音源CD付でこの価格はお得です。