BURRN ! (バーン) 2008年 09月号 [雑誌]
インタビュー
EXTREME (Nuno, Gary, Pat, Kevin Figueiredo, 再結成・「Saudades de Rock」について)
SOULFLY (Max Cavalera, 「Conquer」について)
POISONBLACK (Ville Laihiala, 「A Dead Heavy Day」について)
Kip Winger, Michael Kiske, HEADHUNTER, Glenn Hughes, GEMINI FIVE, DVINEFIRE, PSYCHICS, HAMMERFALL
来日Live レポ
Y&T, RAGE, REVELATION, LAST WINTER & NATIONAL PRODUCT, 「ADDICT XX」
来日インタビュー
CHILDREN OF BODDOM (全員、Live レポ付き)、AVANTASIA (Tobias Sammet & Sascha Paeth、Liveレポ付き) etc
特集
「GLOBAL METAL」(映画「GLOBAL METAL」の監督Sam Dunn & Scott McFadyenのインタビュー)
「ピロピロ・ギターは極限まで行ったのか? EXTREME POWER METAL」(21世紀型疾走&速弾きアルバムTOP 21・付き)
「スラッシュメタル」(現代スラッシュメタル特選16枚・付き)
「特別研究・MESHUGGAH」
クロスレビュー
EXTREME / Saudades de Rock
BACKYARD BABIES / Backyard Babies
Uli Jon Roth / Under a Dark Sky
個人的には、やはり、EXTREME!!!です。
「特別研究・MESHUGGAH」は、バンド・ヒストリー、ディスコグラフィーのみならず、
演奏面からの分析、他バンドとの連環性についてまで書いてあります。
。。。「MESHUGGAHファン、必見」です。
「EXTREME POWER METAL特集」は、DRAGONFORCEなどのピロピロギター好きには、おいしい企画です。
21枚のアルバムが紹介されてますが、「体感速度」「ピロピロ度」のチャート付き。(笑)
「ピロピロギター好きに、オススメ」です。
Alive [DVD] [Import]
スウェーデンのテクニカル・デスメタルバンド、メシュガーのライブアルバム。2010作
2008年の「ObZen」発表後のツアーから、東京、トロント、モントリオール、ニューヨークでの公演から
CDに12曲、DVDには曲の合間にツアードキュメンタリーなどを含んだ105分を収録。
演奏はライブにおいてもカッチリとした安定感がさすがで、変拍子とポリリズムの嵐を軽々とこなし、
CDだけではアルバムで聴く以上の驚きはないのだが、DVDの映像で見ると、
メンバーの高度な技量とともに、バンドとしての生々しいうねりとノリがより楽しめる。
フレドリック・トーテンダルの8弦ギターから繰り出されるリフと、存在感あるベースとドラムが合わさり、
独自のグルーブ感とともにモダンなヘヴィネスが生み出される。そのサウンドはやはり圧巻極まりない。
Chaosphere Reloaded
所持している名作CHAOSPHEREを擦り切れるほど聞いたので今回買いなおしました。
作品に関しては言う事なしなんですが今回得したなと
感じるのは何と言ってもボーナストラック。
名曲FUTURE BREAD MACHINEのニューバージョンが4曲入っている。
中でもMAYHEM VERSION(某ブラックメタルバンドは関
係ありません)はぜひ聞いて頂きたい。
ほとんど原型を留めていませんがサイバー色たっぷり
でこれがとにかくかっこいい!
これ一曲だけでも買う価値ありだと思います。
他にもCAMPFIRE VERSIONなどが収録されてますがこちらはユーモアたっぷりのフ
ォークソングになっとりますが大変面白い。
アライヴ [DVD]
スウェーデンのテクニカル・デスメタルバンド、メシュガーのライブアルバム。2010作
2008年の「ObZen」発表後のツアーから、東京、トロント、モントリオール、ニューヨークでの公演から
CDに12曲、DVDには曲の合間にツアードキュメンタリーなどを含んだ105分を収録。
演奏はライブにおいてもカッチリとした安定感がさすがで、変拍子とポリリズムの嵐を軽々とこなし、
CDだけではアルバムで聴く以上の驚きはないのだが、DVDの映像で見ると、
メンバーの高度な技量とともに、バンドとしての生々しいうねりとノリがより楽しめる。
フレドリック・トーテンダルの8弦ギターから繰り出されるリフと、存在感あるベースとドラムが合わさり、
独自のグルーブ感とともにモダンなヘヴィネスが生み出される。そのサウンドはやはり圧巻極まりない。
Obzen
変質的に絡み合う猛音を爆射する、スウェディッシュ・メタルバンドによる6th。破綻した軌条を猛スピードで走るリズム、既にナニイロなのか解らない彩色で荒ぶギター、空間を捻じ伏せるままに踊るベースと、これらが渾然一体とならず、むしろデタラメな軌道を描きブツカリ弾け砕いてゆく。この上なく獰猛に、全てを喰らい尽くす圧倒的な気配を充満させる反面で、そもそもの行為主の有機性/実体性は極めて希薄なところがなんとも不思議。
ポリリズムと聞くと、小粒な音が精緻に煌びやかに錯綜するサマを思い描くが、メシュガーがここで行う爆音ポリリズムは、ほとんどクラスター爆弾並のエゲツナサで聴神経を殺傷する。その一方で、音密度のバケモノのようだった"Nothing"と比べると、その朦朦たる音の煙幕の中には其処彼処に快なるリフが、昂揚のリズムがクッキリと浮かんでおり、実に直接的に興奮を煽る。つまりはモノスゴクキモチガイイ。
怪気炎を上げる変体のサウンドスケープと、しごくストレートなメタルの快が超自然的に同居。自分のような門外漢でも存分にその魅力を感じ取れる良盤。