kona weather
かなり初期のアルバムなので、最近ファンになったという人は入手が難しいもの。
しかし、確かに近年の作品に比べたら杉山の主体性はまだまだ薄いとはいえ、ルーツであることに間違いはない。
夏、海、はもちろんだが、むしろこの時期の方が恋愛のさまざまなシチュエーションの曲が多かったようにも思える。
バラード・ベスト集「BALLADS with Love(バラード・ウィズ・ラヴ)」にも収録された「パーク・サイド・ロマンス」、「サンセット・ラヴソング」は名曲。明るい「I'll Be There」は今聴いても全然古くない。「SHEDE~夏の翳り~」では、失恋を歌わせても思い切り暗い表現ができる歌手としての杉山の一面を聴くことができる。
ゴルゴ13~QUEEN BEE~ [DVD]
デューク東郷のキャストに関しては、映画版の瑳川哲朗さんの方がイメージに合っていたかなと思う。
キャラクターデザインもまんがっぽいOVA版より映画版の凛々しい方が良かったかな。
その違和感を除けばOVAのゴルゴは面白い。
ソニアのミステリアスな魅力が活きている。
でも、ゴルゴよりソニアの方がキャラ立っていたな。
それも出崎アニメならではの事かな。
ゴルゴファンじゃない人にも見て欲しいアニメです。
こういうアニメは、今の日本の土壌ではなかなか製作されませんからね。
最近のアニメに退屈している人にお勧めです。
ラスト・コンサート
85年末、「愛人」での紅白初出場決定や各賞レースへの参加など、日本での活動が多忙をきわめていたテレサの、その紅白と同じNHKホールでの、日本では唯一となった本格的なコンサートのライヴ盤。これまでLP/CD、カセット、 VHS/LD/DVD、そして新装版CDなど、様々な形/構成で発売されているが(それぞれ、微妙な違いがあった)、テレサのMCも含めたコンサート全編を完全に収録したものは、この2枚組のCDが初となる。
ここではじめて聴く部分には、やはり歌詞をトチっていたり、これまでカットされていたのも仕方ないのかな、と思うような部分もあるにはあるけれども、この場合、すべてが聴ける、というのが、ファンにとっては何よりの贈り物である。
バンドマスターに芳野藤丸、「愛人」のアコーディオンにcoba(ということは、スタジオ録音版でプレイしているのも彼)、コーラスに伊集加代子ら、実力派揃いのバックメンバーにも注目したいところだ。