デバイスネット ワールドパワータップ RW47G
デバイスネット ワールドパワータップ RW47G
海外出張の際、ホテルでのコンセント確保は必須。
プラグの変換アダプターを何個も持って行くのは面倒です。
よく100円ショップなどで売っている三つ叉ソケットだと差し込み口が干渉して使いにくいので差し込み口がいくつもあるテーブルタップがほしかったのですがコードが長いものばかり。
このワールドパワータップはコードの長さがちょうど良くしかも本体に収納できるのがいいです。今回の香港出張でも大活躍しました。
おすすめ!
NIGHT FISHING
新作の発表に先駆けて、この名盤のレビューを...
夜をコンセプトとしているアルバム。
これでいくつの夜を過ごしてきただろうか・・・
根底はロックだが、その中に洗練されたテクノ、そのほかにもクラシック、フォークなどの要素が無理なく詰め込まれており、その上演奏力が抜群に高いから非常に聴きやすい。
一見すればテクノだが、それだけでは到底引き出せない世界観が詰まっている。
その要因はソングライター山口一郎の稀有なポップセンスと独特の歌詞にある。
曲構成はほとんど従来のものに当てはまらない変調詞な物であり、その中に日本語独特の言い回しを多用し、空想的で物語性のある歌詞が乗っかり、他では一切なかったような独特な音楽が出来上がっている。
その作曲面での最高傑作が"ナイトフィッシングイズグッド"
クイーンの"ボヘミアン・ラプソディ"に対するオマージュとも言えるこの曲は一見、バラード、オペラ、ロックという構成でまんまクイーンだが、よくよく聴いてみるとフォーク、歌謡、テクノなどの要素が詰まっており、山口の独特の歌い回しにより全く違う新しい曲として昇華されているのがわかる。
古いものと新しいものが交じり合ったことによってしか生まれ得なかった、サカナでもっとも素晴らしい名曲だ。
そして"ワード"。夜が僕を試しているなというフレーズが非常に印象的で、聞こえてると言葉を繰り返す歌詞も秀逸だ。
アルバムは、テクノ全快の"サンプル"、”雨はきまぐれ”〜インスト"マレーシア32”〜フォーク調の"うねり"の一連の流れ、後半がテクノインストの"ティーンエイジ"、ギターラインが複雑な"郷愁トレイン"、和的なメロディーの"新しい世界"と続く。
最後はアルバムのハイライトと言うべき"アムスフィッシュ"で幕を下ろす。
実はこの終曲がこのアルバムで一番好きだったりする。静かで幻想的な曲調と歌詞はやがて感動的なコーラスへ。
ラ〜ララララ〜・・・。このコーラスは聴くたびに涙が出てくる。ここまで美しく感動的なラストはJ-ROCKでは本当になかったと思う。
この曲で終わっていなければ自分はここまで高く評価はしなかった。
そして最後に息継ぎをし、夜は泳ぎ続けるのだ。
なにも聴くものがない夜、何も考えたくないような夜、そんな時、自分はこのアルバムを聴きたくなる。
夜という不思議な世界の中をまるで魚のように泳ぎまわっているかのような感覚にひたりながら・・・。
これは音楽云々の議論では説明できないほどの奇跡的名盤である。
深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)
あいかわらずどうしようもない麻薬的小説である。
人は不便な思いがしたいし、そこで知らないものを見てみたい。
これは拭いきれない願いであって、どれだけ世の中が移り変わっても消えることのない欲望だと思う。
むしろ、世の中が便利になればなるほど、そうした旅に憧れるのだろう。
本書はそうした願いを叶えてくれる道しるべだ
第2巻はマレー半島を南下し、シンガポールを目指す行程が描かれている。
旅慣れてきたことからの「期待感」「後悔」「反省」どの描写も瑞々しく心を打つ。
『忘れ去られることは少しも怖くなかった。それよりも未来を失うという「刑」の執行を
猶予してもらうほうがよっぽど重要だった。』
まさしくモラトリアム。それを受け止めるだけの説得力のある文章も文句なしに素晴らしい。
ちなみに文庫版に付録する「対談」は読まないほうがいいと思う。
日本脱出先候補ナンバーワン国 マレーシア 資産運用・不動産投資・ロングステイ
この夏、マレーシアの学校に2週間滞在し、マレー語、英語、イスラム教の世界にいました。色々な方面にも出かけました。私自身は英語を使え、ビジネスにも大変興味があります。
様々な情報を仕入れて、ある程度事情が分かったつもりでいましたが、この本を読んで、改めてマレーシアのことが再認識出来ました。