フォトグラフ・スマイル
デビューアルバムは衝撃的で今でも名盤だと思いますが、
それ以降、ジュリアンのアルバムは聴く気になれず、
このアルバムの購入はホント久しぶりでした。
最初聴いてから2度3度まではどうしてもジョンレノンとの比較をしてしまい
どうしても評論の立場で音楽を聴いていた自分が居ましたが、
そのうち、いくつかのメロディーが自然と耳に残り始め
「また聴きたい」と感じるアルバムでした。
声があまりに父ジョンレノンに似ているが故にどうしても
父と比較されてしまうと言う辛い境遇を潜ってきた人だと思いますが
ここに来て、ある意味吹っ切れたような印象すら感じられます。
「I Don't Wanna Know」なんてどう聞いても初期のBeatlesサウンドを意識しているし
他の曲にもジョンやビートルズを思い起こさせるフレーズが散りばめられていたりしますが
もうジュリアンの中ではそう言う事は逆に逆手に取って、
遊んでいるような余裕が感じられたりもする好感の持てるアルバムです。
デビュー時には声がジョンに似ているが故にメディアから揶揄もされ
似ているが故に父を超えられない、認められないジュリアンの苛立ち苦しみも
このアルバムを聴いて「今までの苦境を全て織り込み始めている」と
ある意味ホッとした気にもなれました。
良い曲も多くこのアルバムを買って正解でした。
ヘイル!ヘイル!ロックンロール(完全限定版 4枚組コレクターズ・エディション) [DVD]
私が持ってるビデオより収録時間が長いし・・・・(コレ、書いてる時点ではまだ本DVDは
我が家に届いてない)
ステージはもちろんだが、舞台裏と言うか・・・・リハーサル(セッション?)のシーン
にはかなり見ごたえあり!
350を持って「ウィーウィーアワーズ」を歌うクラプトンには・・・・・涙。。。。
俺の見たクラプトンの映像ではNO1だ。
チャックとキースの口喧嘩、歌詞を忘れたと言うチャックに対して「書いた本人だろ!」
と言ってその場を爆笑の渦にするクラプトン・・・・
チャック・ベリーと言う人間がこの世界でどのような存在なのか!がとてもよくわかる
素晴らしい作品。
チャックのバックを勤めた時の話を嬉しそうに語るB・スプリングスティーン、
ライバル魂をむき出しにしてたが、敵わなかった!と語るJ・L・ルイス・・・・
全てのロックファン必見では?特にクラプトンやキースの好きな人にはたまらんでしょう〜
ビデオ化時、収録されなかったシーンが楽しみで楽しみで・・・・・
このテの作品では・・・・・
スコセッシのディラン作品、ビートルズの5枚組と比較してもかなりのレベル!
チャック・ベリー ヘイル!ヘイル!ロックンロール [DVD]
元々は4枚組だったものが国内発売では2枚になっています。
それで、The Band の Robbie Robertson の登場シーンもカットされてるわけです。
初めに監督の解説があるのですが、そこで期待させられるだけに残念。
また、チャック・ベリー&ゲスト陣の演奏は楽しいのですが、舞台裏でのチャック
の話が、ひたすらお金のことだったりして、ちょっと幻滅。
編集をどうにか出来なかったのでしょうか?
イマジン/ジョン・レノン 特別版 [DVD]
1,500円で「WARNER THE BEST」に入ったが およそ膨大な記録の中からこの時間にまとめただけあって
とても引き締まった内容となっている。
庭に潜んで ファンの青年の一人がジョンレノンに会って、作品やジョンレノンに「人生の何事か」を 訊こうとしているシーンがある。 ジョンレノンはその青年に「特別な何かがあるわけではない」と言いながらも、青年を屋敷に招き入れて 食事を共にする。 解説では、この青年は「変わった青年」とされているけれども
ジョンレノンの作品の中に 真摯に人生の何事かの真実を 求める姿勢とも取れて微笑ましく思った。
「ジョンはこうしたファンにも責任を感じていました」と ヨーコの言葉が入っているが
その通りかと思う。 青春は、そのくらい ひたむきであって良いのだと思う。
何よりも ジョンレノン、ビートルズの作品には 一部の人に対しては
それだけ感化させてしまう影響力を持っていることの証左だと思う。
LET IT BE ルーフトップの場面も ほんの、少し入っている。
改めて、全編を観たが、ジョン・レノンのDVDとしてやっぱり、出色。
リラクシング
クラッシックと映画音楽のゆったりとしたメロディーが体の疲れをほぐします。特に肩コリにはいい感じ。美しい音楽に思わず目をつぶると瞬く間に夢の世界へ・・・。というわけでCDを順番にかけるとなかなか最後まで聴く事ができないので、時々はシャッフルしたり、途中からかけることをおすすめします。