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SMALL WORLD
小さい、って事は声高いですよね。
皆、やっぱ小さい事は良い事だ!な感じで歌ってます。
シーモネーターが企画したものだと思うので、
仲いいHOME MADE 家族のMICRO多め…かな、とか思った。
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塾長が教える塾に行かなくていい勉強法
209ページから成る、30年の指導実績を持つベテラン塾長の一冊。
全6章の中で、特に第3章「成績を伸ばす勉強法」がお勧め。
具体例を交えながら、やる気の出し方や勉強の仕方が詳しく紹介されている。
タイトルが矛盾しているように感じるかもしれないが、
塾であろうが、家であろうが「やればできる」というメッセージが込められている。
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中学受験 小6になってグンと伸びる子、ガクンと落ちる子
6年生で必ず成績の上がる学び方7つのルール (地球の歩き方Books)
・多数の生徒指導を通じたノウハウや学習法には共感できる部分が多くありました。
・内容は大きく二つ、受験までの学習法や生活面での注意などの「総合編」と、
科目別の学習ポイントや暗記方法などの「科目別編」に分かれています。
・科目別編では、生物や水溶液など単元ごとの学習ポイントが書かれており、我が子
の状況に合わせて取り入れられるヒントが多くあります。
・総合編は「6年生でも計算と漢字を毎日しっかりやらせる」「テスト直しこそ最大の
近道」「基礎が安定するまで応用はやらせない」など、当たり前と言えば当たり前の
内容ながら、筆者が指導した生徒の傾向や経験に裏打ちされた説得力があります。
・また、子供のモチベーション維持のため「毎日の計算問題が終わったら自分で日付版
を押す楽しみを加える」とか、「五年生の説明会でも過去問を購入しておけば、2年分
は実際の回答用紙で演習が出来る」など、「ナルホド」という内容も多く、同じ価格帯
の同種の本の中ではお勧めです。
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子どもの成績を決める「習慣教育」 (PHP文庫)
なかなかの良書と思います。どこがいいのかというと、特に第1章の「勉強できる子の親」「できない子の親」の見分け方、というところ。「できる子の親は・・・」、「できない子の親は・・・」という風に比較しているので読みやすく分かりやすいです。特にできない子の親は「勉強しなさい」と叱る、というのが一番クスッと笑ってしまった。そういえば昔、ある番組で、「親子クイズ大会」というのをやっていて、親が漢字のヒントを出して、子供が漢字の書き取りをするというコーナーがあったが、「ちょっと、何やってんの!!なんでそんなのが分からないの!!ママの言うことを素直に聞いていい子でいなさいって言ってるでしょ!!なんでママのいうことが分からないの!!」・・・などと言ってた母親がいた。漢字の書き取りは10歳くらいの娘だった。女の子は半泣きで漢字を書こうとしていた姿が印象的だったのだが、もちろんその母娘のクイズの成績は最低だった。この著書に書いてある、「勉強しなさい」と叱る、というのも全く同じ構造であることは言うまでもないだろう。中学入試に失敗する子供の家では、夜遅くまで「何でそんな問題が解けないの!!」などと怒号が飛び交うというし。教育に関心がある女(母親)はこの本を暗記するくらいまで読んだほうがいいだろう。他にも、「算数のノートは途中経過を書いておく」(P224)などいいことがいろいろ書いてあります。ただ、理科・社会は興味を持たせてくれる先生に教えてもらう(P216)というのがあるが、そんな先生に当たるのは砂漠で井戸を見つけるくらいの確率でしょう。続いて、「理科や社会を教える時には、教科書を勉強させるのではなく、お父さんやお母さんが理科や社会に関係のある雑談をたくさん話してあげることが、成績を伸ばす一番の近道だと思います。自分たちで教えるのが難しければ理科や社会の教え方の上手い塾に習いに行かせてもいいでしょう」と書かれているが、まず全ての親が理科や社会、また国語や算数を教えられると思っているんでしょうか?それに教え方の上手い塾に習いに行かせる、と簡単に言うが、そんな塾が都合よく見つかると思っているんだろうか?著者は自分が塾の経営者だからそんなことを軽々と言うんでしょうね?この本自体は全体的になかなかの良書と言えるが、一部とんちんかんなことも書かれているので、星4つにしました。