Blood Sugar Sex Magik
意外なほど他の方の言及がないのが驚きだが、このアルバムは他のチリペッパーズのアルバムに比べ明らかに一線を画した作品だ
それは最高傑作とかそういう問題ではなく、根本的に土俵の違う音なのである
これ以降の作品は明らかにサビ偏重の、誤解を恐れずに言えば産業ロック風情の漂う作風。この作品のファンクネスとは似ても似つかない
それじゃこの作品の前の四作とこれは同じ匂いがするのか?と言われれば、はっきり言って全く違う。
最初の二作はお遊び風だからナシとしても、三四作目のようなありがちな80年代風テクニック偏重メタルの匂いは、この作品にはしてこない
まずが音を重ねることを拒んだマスタリングがペナペナだ。売れるための作り方でない。
しかしそれは骨太なビートを消すことを意味せず、むしろ剥き出しにバンドのジャムの素晴らしい緊張感を伝えている
スラップ、フィルを極力封印したフリーとチャドの職人ビートも、並の技巧者はしたがらないプレイ
キーディスの歌詞はエロ要素はいつものように含みつつも、いつもと違いどこか政治的でシリアス
そして何といってもフルシアンテの、まるでジミヘンが蘇ったかのようなギターが光る。このギタリストがこのタイプのプレイを見せているのはこの作品だけ。むしろ今はクラプトン的な泣きの奏法を得意とし、この作品での面影は感じられない。
シングルはあのバラード含め当然傑作揃いだが、僕はむしろ2、4、7、16あたりを聞いて欲しい。ファンクともラップロックとも違う、このバンドのオリジナリティが炸裂している曲目だ。
I'm With You
世界中でも少数派の意見となることを書きます。
ジョン・フルシャンテとRHCPは袂を分けて大正解です。
「ジョンの個性が聞けなくて物足りない」的な感想を見聞きしていますが、このバンドには「アンソニー」と「フリー」という超個性的なオリジナルメンバーが中心にいるのです。
この2人こそがRHCPなのです。このアルバムではこの2人を中心に、必要最小限の音数でじっくり練り込まれた良曲達がしっかりと演奏されています。
個人的にはこの『しっかりと演奏されている」ということがこのアルバムの素晴らしいところの一つだと思っています。
曲の良さがしっかりとした演奏でちゃんと伝わってきます。
ジョンは確かに素晴らしいギタリストですが、あまりにも演奏がそしてリズムがフリーキー過ぎました。
ある意味、バンドとしての演奏や楽曲の味を無視して、ジョン自信が気持ちのいい演奏しか求めていなかったのではないでしょうか?
ジョンをけなしている訳ではありません。
1番好きなアルバムは「BLOOD SUGER SEX MAGIC」だし、「MOTHER'S MILK」で衝撃を受けたので、彼の脱退〜再加入〜脱退の流れに一喜一憂しました。
「I'M WITH YOU」発売前には「ジョンがいないRHCP」には期待はしていませんでした・・・
が聞こえてきたバンドサウンドは、若々しさを取り戻し「BLOOD SUGER SEX MAGIC」以来のアッパーささえ感じました。
そう感じたのは、バンドが再び一つに纏まったからだと思うのです。
新しく加入した「ジョシュ」は、再びバンドを一つに纏めた存在だと思うのです。
しかも、「ジョン」サウンドを引き継ぎ、出過ぎず引き過ぎず、絶妙な立ち位置で素晴らしいギタープレイをキッチリと演奏しています。
「ジョン」から「ジョシュ」へきっちりとバトンは渡され、RHCPは再び最前線に戻ったきたのです。
ライヴ!!-オフ・ザ・マップ- [VHS]
レッチリ初のライブ映像作品は本当にかっこいい!
選曲もさることながらライブの組み立て方が素晴らしい!
ジミヘンのカヴァー曲"FIRE"などもやってるし本当に楽しい作品だ。
またオフショットやインタビューでは、ライブからは想像もつかない、
メンバーの一面が見れて良かった。
セラヴィ プラズマ式空気清浄機 CLV-115 8畳対応 コンパクトながら高機能、経済的、集塵式空気清浄機
6畳の部屋でタバコを吸っていますが、全然タバコ臭くなりません。消臭効果は抜群です。
集塵プレートも週に一回水洗いするだけで、半永久的に使えるので大変経済的。
ただ、集塵効果はあまり期待できないかもしれません。