バンドスコア シャムシェイド SIAM SHADE IV Zero
洋楽に目をむける手前、日本の演奏レベルの高い集団が放つサウンドをコピーしてみよう!特に3曲目の「1/3の純情な感情」これは自分と同世代の人は誰もが耳にしたことのあるシャムの中でも代表作に入ると思うけど、これをライブで演奏したらカッコイイだろう!アルバム全体としてはプログレ要素も表現しつつ、決してテクニックだけを重視しすぎることのない楽曲ばかりで、初級~中級者の人はコピーしがいがあると思う。これを弾きこなせれば周りのバンドとの差をまた1つ広げることが出来るかも!?
SHINE
いつも通勤時にリバースオールで聴いています。 もともとSIAM SHADEが好きで栄喜さんが次にやっていたバンドは聴いていなかったのですが、丁度自分の転機の時期にこのCDが発売されることを知り購入しました。 曲数は5曲と決して多くないですが、全て素敵な曲で栄喜さん独特のポジティブで優しくも力強い歌詞と音楽に魅力されました。次にリリースされる曲も待ち遠しくてしょうがないです。 SIAM SHADE好きな人もそうでない人も迷ったらぜひ聴いてみてください。
SIAM SHADE V6 LIVE 男樹 [DVD]
SIAM SHADEのライブDVDは全部で4枚ありますが、この男樹が1番好きって方が多いんじゃないでしょうか。 セットリストを見れば分かると思いますが、LOVE SICKだけが浮いているように感じるくらい全般的にハードな楽曲で固められています。 個々のメンバーのレベルの高さに定評のあるSIAM SHADEですが、このDVDでは彼ら才能とパワーが爆発しています。 ま、言葉は要りません。本当に凄い、カッコイイ…それだけです。 このレビューを書いている今、現在は2010年(あと数ヶ月で2011年)ですが、私はSIAM SHADEを超えたって思えるバンドに未だ出会えていません。
hide TRIBUTE SPIRITS
hideがソロ活動を始めた翌年だったか、コーネリアスの小山田圭吾と初めて会った時のこと。雑談の中でhideが小山田に「いつか、日本版ロラパルーザのようなことをやりたい」と言ったことが、その後もずっと頭から離れなかった。なぜなら、彼はそうなるべく道のりを歩み始めたから。その後コーネリアスのリミックスなども含めて、hideは自らの交流範囲を貪欲に意欲的に広げていくことによって、少しずつ日本の音楽シーンを加速させ、活性化させていった。そんな活躍ぶりに、確かに日本においてロラパルーザ的な場所をオーガナイズするだけの音楽的な力量と、スター性と、仲間からの信望をすべて兼ね備えたアーティストはhideしかいないかもしれない。と、時間が経つにつれて、彼の語った夢はきっと実現するだろうと確信は深まっていった。
hide自身は逝ってしまった。が、本作を聴いた瞬間に思った。本作はまさに、ある意味でhideが思い描いていた(当時の)ロラパルーザの日本版ともいえる世界を体現しているのではないかと。かつての盟友たち、後輩格にあたるバンドの面々、hideが敬愛した先輩、そして小山田をはじめとする新しい友人たち……。彼らの放つ、あらゆるカタチのパトスがひとつの大きな流れとなってひとつの方向へと向かっていく。デジタルなクールネス、ギター・キッズの情熱、怒れる知性、穏やかなポップ・スピリット。それをグイとひとつに束ねることをやってのけたのは、やはりhideだった。あまりにも悲しい皮肉だけれど、ほのかにうれしい。