I-O DATA USB2.0/1.1対応 ハードウェアセキュリティ対応 ポータブルハードディスク 320GB HDPN-HSU320
レッツノートCF-R7と共に使用しています。文書やメールなど個人情報に関わるファイルをこのドライブに置き、トラブルも少なく使用しています。注意点としては当然なのでしょうが、このドライブをアクセスするアプリが動作中にスリープに入ると復帰時に手間取ることがあります。席を離れる時にはそのようなプログラム(たとえばメールソフト)を終了させておく必要があるでしょう。
分離して携行できるので、海外旅行や出張等でもセキュアーハードディスクの特長を生かして情報漏れに対して安心です。320GBという容量も充分で、必要なファイルを入れてもかなりの余裕があります。USB経由でも転送速度等に不自由を感じたことはありません。
残念なことは、寸法がある程度大きいので、R7の持つモバイル性がかなり損なわれます。容量が多少小さくても、さらに小型のハードディスク、PCカードやCFカード状のものができれば、モバイル性を維持できると思います。
PIZZICATO FIVE JPN
ピチチカートの音楽って、オースティン・パワーズの映画を見ているような、ちょっととぼけていて、でもセンスがよくて、知的で、ちょっとHで、そんな感じな音楽ってあまりないですよね。また、60年代を思い出すサウンド、ジャケットのイラストもいかしています。「スパースター」「悲しい歌」「陽の当たる大通り」とか、いいですね。
Creative インナーイヤー型イヤホン EP-630 ブラックモデル EP-630-BK
比較的ネットでも評判がよかったため購入してみました。
最近のカナルはやや大型のものが多いですがこのイヤホンは
どちらかというと小ぶりで以前発売されていたSONYのEX51SPを彷彿とさせます。
装着感
非常にいいと思います耳にピタっとはまる感じです。
音質
皆さんが書かれているように分解能が高く
基準としてipodの標準と比べると同じ曲の条件下でも
聞こえてくる音が違います。
高音はたまにシャリっとくることもあります。
低音はそこそこ出ていますが、SONYやほかのメーカーだと
結構カナル式のものは低音がボワっとしたり、異様に強調されたりしますが
これはどちらかというと引き締まった感じを受けます。
Y型コードで材質とやわらかさから、コードが服にすれる音というのは
皆無に等しいです。
U型の場合、コードのすれる音を多々聞いてきましたので
コードがすれる音が気になる方も十分に使えるといえます。
音質はあくまでも価格よりいいということで考えてみてください。
FOSTEX ポータブルヘッドホンアンプDAC HP-P1
iPod/iPhone/iPadにはデジタル音源をポータブルで、かつ、高品質な外部DACで楽しめないか。そんな思いで、以前からiPad+Appled Cammera Connection Kit+DAC搭載PHPA(主にiQube V2)という組み合わせで楽しんできました。しかしいかんせん、ポータブルと呼べるほどに気軽に楽しめる大きさではありません。
そこに本機がリリースされ、iPod classicと共に購入。また同時期にリリースされたCypher Labs ArgoRhythm Soloも購入しました。以下、ArgoRhythm Soloとの比較も含め、レビューしてまいります。音源はAIFF 48kHz/16bit。
まずは結果を。私は本機を購入して非常に満足しています。
1.音
本機とSoloの音を一言で表現すると(一言では無理があるのですが、敢えて)「鮮烈」な響きのHP-P1と「芳醇」な響きのSolo。
主に搭載DACチップの性格が音に表れているのだと思いますが、どちらにしてもポータブルとは思えない大変な情報量です。音に音楽制作者の意図が聴き取れます。
またHP-P1に搭載されているヘッドホンアンプはFOSTEX HP-A3と同等のモノと聞き及んでいますが、DACと最短距離で結ばれていることもあるからでしょうか、端正で綺麗な音を吐き出してくれます。(Soloはアンプ不搭載)
試しにSoloのラインアウトをHP-P1に接続して聴いてみましたが、イイ音です。アンプとしての素性の良さを感じます。
2.携帯性
単体での携帯性はSoloに大きく分がありますが、Soloでは別途PHPAが必要ですので、その組み合わせで携帯性は大きく変わることになります。アンプ内蔵のHP-P1はiPod/iPhone/iPadさえあれば完結するので、単体使用ではHP-P1に分があるとも言えます。別途PHPAを組み合わせるのであれば、この限りではありませんが。
両機とも長めのドックケーブルを使うことで、本体とPHPAをバッグの中に忍ばせ、iPodだけを手に持って使用するようなスタイルも可能です。しかし、なお良質な音を求める人には、おすすめできるスタイルではありません。すでにALOからはリリースされていますが、今後、HP-P1・Soloユーザー向けに良質なUSB-Dockケーブルが出てくるのではないでしょうか。
HP-P1はmini-USBで電源を供給できますので、別途にeneloopeのパックとUSBケーブルを用意し、外部バッテリーから電源を供給しながらの使用も可能です。この場合は同時に、HP-P1に接続されたiPodにも給電されます。Soloは専用AC Adaptorによる給電ですので、このような使い方はできません。
3.iPod Transporterとしての使い勝手
iPod対応Transporterとして既にONKYOのND-S1、WADIA 170I TRANSPORT、Cambridge iD100などがありますが、ポータブルとして持ち歩けるのはHP-P1とSoloだけです。HP-P1にはOptical Out、Soloには同軸出力があります。これら両方の出力に対応できる入力インターフェースを持ち、かつ、ポータブルでもあるDAC搭載PHPAにiBasso D12 Hjがあります。現在、これを常用しています。
HP-P1などがありながら、なぜD12を使うのか?単純にコイツの吐き出す音が気に入ったからなのですが(さらに下流にPHPAを接続し、D12はDAC機能のみ使用)、上流にHP-P1をおくか、Soloをおくかで音が変わるだけならばともかくも、音の解像度、鮮明度、奥行き感までもが変わります。私にはHP-P1との組み合わせが大変に好ましく思えます。Soloとの組み合わせでは、音質の好ましさだけではなく、音自体の聴き劣りを感じます。
この差はどこに依拠するのかを考えると、HP-P1、Solo双方のDACチップ周辺回路設計に大きく関係するのではと思えるのです。おそらくはHP-P1は低ジッター性能を、ポータブルとしては極限まで高める開発意図があったものを思われます。
このように考えるのは、iBasso D12 Hjが優秀なDACチップをL・R独立で配置するような設計であるのですが、自らクロックを生成する機能(ジッターを低減する機能)がないために、その本来の性能を発揮できるか否かは上流から注ぎ込まれるオーディオデジタル信号の品質に大きく依存する機器であるからです。それであるために、音の「品質差」を両機の間に感じたのではと推察するのです。この事実に驚き、この音を気軽に持ち歩きたいと切望し、非常に短いOptical Cableをまで用意して使用しています。ポータブルと呼ぶにはたいそう大仰なシステムになりましたが、非常に満足しています。
実に多くの機能が盛り込まれ、それがために購入者の用途によっては評価が大きく分かれそうな本機ですが、私はHP-P1に満足しています。惜しむらくはDAC/DDC機能に絞り込み、同時に価格も抑えて欲しかった。とはいえ、この分野ではパイオニアですし、高い基本性能は私を十分に楽しませてくれています。