GANTZ [DVD]
まずはGANTZスーツの完成度に驚く。
あれを着て、スーッと立ち上がる夏菜嬢の凄まじく格好いいこと。
本人の恍惚とした表情からも、完璧な出来栄えだったと想像出来る。
但し、個人的に期待していたスーツのよじれる際のラバーの独特のあの音が、殆ど聞こえない。
そう、「マトリックス」でキャリー・アン・モスが着ていたスーツからは、その音がしたのだ。
音響スタッフは、バトルシーンに集中していたのであろう。
オリジナル・コミックをほぼ踏襲したストーリーやキャラクター設定。
但し年齢や性格などはややアレンジしている。だからといって何かが破たんしているわけではない。
オリジナル自体が、荒唐無稽、既に何かが破たんしている。
そして、オリジナルは2011年7月現在進行中で、あれらの破壊劇は全く終焉を迎えていないし
むしろ、破滅的な展開となっている。
ネギ星人、田中星人、など「星人」の造形完成度も素晴らしい。
それらとのバトル・シーンも、凄まじい。
勿論、我らが川井憲次先生の、ここ最近の作品の中ではピカイチの気合い入りまくりの
スコアが全編で暴れまわる!
しかし。。。せっかくの迫力のスコアがSEとのバランスが悪いのか、映像と効果音に埋没してしまっている。
最近DVD化された、同じく川井先生がスコアを担当する、「IP MAN」の迫力の音響を知っているだけに
残念。
一番の問題は、やはり俳優陣と脚本にある。
長年、色々な作品に出演している田口トモロオ氏までが「GANTZ」アイコンに飲み込まれてしまったのか、
残念な演技だ。
安心して観ていられるのは、松山ケンイチ氏とその弟役の美少年くらい、というのが問題。
他の俳優陣は、皆、何だか危なっかしくて観ていて、こちらが恥ずかしくなる。
脚本に至っては、もうどうしたのだろうか、と言いたくなる。
オリジナルで精緻を極めた、各キャラクターの苦悩やいやらしい妄想や葛藤などがことごとく排除されている。
本当にオリジナルをキチンと読んだのだろうか、と疑いたくなる。
それ故、一切のキャラクターにも感情移入が出来ず、GANTZチームの誰かが死んでも何も感じない。
あの夏菜嬢のシーンでも、オリジナルでは、「そんな。。。」と誰もが絶句するようなシーンなのだが
何だか、普通にスルー出来るようなシーンになってしまっている。
その原因は脚本の「軽さ、軽薄さ」に間違いなく、ある。
そして、それを受け入れる監督、俳優陣に、その責任がある。
ほぼ同時進行しながら製作したであろう「PERFECT ANSWER」に、その是正を期待したいのと
久々のお目見えの美少女、伊藤歩嬢の登場に期待したい。
マイ・バック・ページ オリジナル・サウンドトラック
とにかく映画同様、最高!!!の作品だと思う!
特に印象深いのはNO,2とNO,26でどちらも大好きな主演の聡君が出てくる場面であるが、その時の彼の心情を如実に表現しているようで心に浸みた。
また、劇中で主演の二人が心を通わせる場面がそのまま収録されているNo,8も粋な演出で良かったと思う。
当時流行した歌謡曲もどこか懐かしさを感じさせ、喫茶店のようなクラシック音楽も随所に盛り込まれておりまるで自分がその場にいるように感じられた。
映画を観覧された方は無論であるが、そうで無い方にも是非視聴して頂きたい!!!
GANTZ 30 (ヤングジャンプコミックス)
今巻ではタエちゃんが大ピンチの連続なんですけれど、私のようにこれまで玄野とタエちゃんの
二人の恋愛を微笑ましく陰でそっと見守るような心境で読み続けてきた者にとって、
今巻はずっとハラハラさせられっぱなしで、読んでいても非常に辛かったです。
タエちゃんにだけは絶対に恐い目にあってほしくない。二人には絶対に幸せになってほしい。
もうそんな幸せな未来は二度と訪れないのかもしれませんが…。
と、そんな気持ちでこれまで読んでこられた方は私以外も大勢おられると思いますし、
作者の方も力を入れて描いてこられた部分じゃないかと思うので、これまでずっと読んできた人達に
この巻をツマラナイとか退屈とか言われたらちょっとやりきれないんじゃないでしょうかね。
GANTZ [Blu-ray]
いろんな方のレビューをみて思ったこと
私は嵐ファンなのでそのため観たのですが………
映画の前にそそられたので原作に触れたのですが、忠実に再現出来てたと思います。
そもそも、原作事態伝えたいのはグロでもエロでもないんじゃないから……
グロさは程よかったと思うし、エロさもあのくらいでいいと思いました。
キャストもしっくりきたし
サウンドも素晴らしく臨場感に溢れてました。
ネギのときの恐怖感ハンパないです