REIDEEN (ライディーン) Vol.1 [DVD]
OAを見て、はまりました!
ロボットもののアニメと言ったら、ありきたりの展開が多く、
とっつきにくいイメージがあったのですが、
この作品は違います!!
主人公の心理描写とか、ヒロインとの微妙なやりとりだとか、
まるでドラマや映画を見ているように、丁寧に描かれていて、
今後が気になってしょうがない…。
とにかく、作品の空気感が大好きです。
で、映像も、とにかくきれい!!
ライディーン自体もめちゃくちゃキレイで格好良いし。
手元に置いて、保存版にしたいですw
スーパーロボット超合金 ライディーン
可動がメインとはいえ、やはりゴッドバードへの変形が気になりますね。
フェイスパーツをつけたままだとシャッターが顎に干渉して閉じられないとか
翼が化粧パーツありきでないとうまく固定できないとかはどうしても気になります。
超合金魂の代わりにこれを購入しようとする方は注意したほうがいいですね。
それ以外にもゴッドゴーガンの矢も手に乗っけているだけに等しいとか
手首のジョイントが将来的に不安です。
単純に可動モデルとしてみればこれほど動くライディーンは他にはないのですが。
ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー
事件が小学6年生の時に起きた。
1つ上の従兄弟が、家の泊まりにきて、夕飯をとり、寝る時間に母親が、
「あんた達、そろそろ静かに寝なさいよ!」といわれ、部屋に行き布団に入った時に、
従兄弟がおもむろにカバンの中から、1つのカセットテープを取り出した。
「これ、聞かない?」
これから寝る時に音楽を聴く??
親に叱られるのではないか??
そんな思いをよぎらせながら、カセットテープにスイッチオン!!
そこに流れ出して来たのは、演奏ではなく、ロボットの声で
「ト・キ・ヨ、、、、ト・キ・ヨ」
そして、演奏が流れ出すと、ピュン、ピュン、チュン、チュンと
不思議な機械音。
「なんじゃこりゃぁ〜!!!!」
びっくりして、従兄弟に質問をする
「これは、なぁに?」
すると、
「これは、テクノっていう音楽さ」
「何人のグループ??日本人なの??」
「フッ」
彼はそんな事も知らないのかとでも言いたげな、軽いため息をついた後、
語り出したが、今思うと彼の知っている情報も、
自分と同じ位しか解っていなかったみたいだ。
「このグループは、3 人の時もあれば、5人の時もある。人数は決まっていない、
今までとはちがう新しいスタイルなんだよ」
(後で知ったのだが、正式メンバーは3人である)
「へぇ〜、日本人なの??」
「いや、顔は日本人っぽいが、ジャケットをよ〜く見てごらん。
服が赤いの人民服を着ているので、中国かもしれない。
でも、歌詞は英語なので、明らかに日本人ではないんだ」
(これも後で知ったのだが、明らかに日本人である)
「へぇ〜、この不思議な音はなんていう楽器なの??」
「これは、シンセサイザーという機械の楽器なんだ。
機械で色々な音を作れるので、シンセサイザーで出せない音はないんだよ!!」
ス、スゴイ!
きっぱり、言い切ったのである。
「スゴイね。さっきのロボットの声も、そのシンセサイザーで作っているの??」
それを聞いたとたん、彼の顔色が急に変わり、
「それぐらい、自分で調べれよ!!」
怒られた.........。
先程の親に叱られるかも、という気持ちも重なり、
「わっ、わかった。」
そう言うと、慌てて布団にもぐりった。
そして、布団の中でワクワクしていた。
それから、数日後、シンセサイザーを探しに楽器屋にいった。
するとシンセサイザー・コーナーがあり、さわってみると、
ピュン、ピュン、チュン、チュン音が鳴る。
ワクワクした。
すると、自分が触っていた楽器の隣に、大学生風のおにーさんがきて、
キーボードにマイクがくっついている機械に向かい、
ヘッドフォンを付け、そして、なんとマイクに向かい
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
「これだ!!例の機械は、これだなぁ〜、ナニナニ、ボコーダー??そういう名前の機械か。
よし、隣のにーちゃんが終わってからやってみよう」
そして、自分の番が来て、ヘッドフォンを付け、マイクに向かい、同じように
「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
ちょっとは、生の声より、音は変化しているものの、
あきらからにロボットの声ではない。色々付いているツマミをいじってみる。
もう一度「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
さらに遠のいて、肉声に近くなった。すぐに飽きて、
先程のピュン、ピュン、チュン、チュンの機械に戻る。
すると、違う人が来てまた、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
首をかしげて帰っていく。
すると、また違う人が来て、「ト・キ・ヨ」「ト・キ・ヨ」
またもや首をかしげて帰っていく。
「ははぁ〜ん、これは、使いこなすのが難しいんだな。よし、買って家でゆっくり覚えよう」
そう思い値段をみると、
295,000円。
値がはっている事は分かっているが、小学生の自分には、いまいち解っていなく、
楽器屋からカタログを貰ってきました。
それから新聞配達を始め、夜自分の部屋で電卓片手に何ヶ月したら、買えるのか計算して、
ため息をついたのを覚えています。
そんな思い出深く、懐かしいYMOですが、
今も色あせる事なくよく聞きます。
ちなみにボコーダーは、買っていません。
そして今でも欲しいです。
超合金魂 GX-41B ブラックライディーン
さてみなさんお待ちかね。
ブラックライディーン、略してブラクラ。満を持しての登場です。
玩具という商品にとって最も大切なものは何か。実はパッケージデザインなのです。
このデザインには商品の見せたいポイント、また隠したいポイントが如実に顕現されるのです。それではパッケージ表面をご覧ください。ブラクラの上半身しか写っていませんね。
これは評判の悪い、ライの流麗なAラインをぶちこわす金モールを隠すためです。
ゴッドゴーガンが根元付近でフェイドアウトしてますね。
よく目を凝らしてください。ゴーガンの取り付け方向が上下逆です。
股間と兜にハイライトを当てて煩い金ぶちをとばしてますね。
そのかわり鏃の十字光を強烈な金輝にして視点をこちらに誘導しています。
なにか高級なイメージがただよっていますね。苦労してます。
“BLACK REIDEEN”のロゴが金押しでお金がかかっていますが
右上の安っぽい「超合金魂」のロゴが目立ってぶちこわしです。
「漆黒の翼。」というコピーもゴッドバードの写真が小さくて意味不明です。
パッケージデザイナーがかわいそうです。コピーライターはよく反省してください。
では裏面に参りましょう。
ゴッドバード裏面の画像がありません。
あたりまえです。あれだけ自己主張の激しい金モールがこの裏面には一本もないのです。
とてもお見せできる代物ではありません。それどころかブラクラ本体も背中や腕の内側には装飾はほとんどありません。「このほうがよくね?」というツッコミはなしです。
したがって飾る場合には上体をねじってゴッドブレイカーを天高く掲げるといいでしょう。
視点が銀の両刃に集まって身体中の金モールの印象が薄くなります。御神体や神鶏状態にすると秀吉の茶室のようで非常にお下品になりますのでお気をつけください。
☆みっつはみなさんの評価とパッケージデザイナーのお疲れにプラス1です。
ではみなさま。たのしいブラクラライフをお過ごしくださいませ。
Hatsune Miku Orchestra
もし80年代に初音ミクが存在していたら、YMOのお三方は間違いなく楽曲に使っていたに違いない。そんな想像をかき立てる一枚。
YMOカバーとしての本CDの感想はすでに他の方が書いているので、私は初音ミクのアルバムとしての感想を。
初音ミクのCDとして売られているものの中には、歌わせるのがやっとで酷い音痴だったり、まるでカラオケボックスで録音したようなバランスの悪いミキシングだったりと、聞くに堪えないものがあるが、「ああ、初音ミクってのはこの程度なんだ」と思わないで欲しい。このアルバムでは初音ミクのヴォーカルシンセサイザーとしての真の実力をうかがい知ることができる。
各曲に挿入されるミクの合成音声はYMOのテクノポップにとても良く馴染んでいる。ボーカル曲ではあまりに自然に歌うので、逆にもっとロボットボイスでもいいんじゃないかと思ってしまうほどだ。特にプロトタイプの歌手ライブラリ「CV01-dark-ProtoTYPEβ」でしっとりと歌い上げる「ロータス・ラヴ」は神々しくさえある。無論、これだけのヴォーカルトラックを作り上げる「HMOとかの中の人。」の技量あってこそである。
残念なのはYMOのカバーCDとしたために、自主作成版に収録されていたオリジナル曲が削られてしまった点である。それらは今後出るであろう、オリジナルアルバムに期待したい。
そして小池光夫氏のマスタリングもすばらしい。ぜひ質の良いスピーカーやヘッドホンで聴いて欲しい。「聞くに堪える」数少ない初音ミクCDのひとつである。