1/360 DX城 安土城
商品名は1/280になってますが、商品の説明にあるとおり1/360です。
さすが幻想上のものだけあって天主閣が奇抜というか斬新ですね。
組み上げる過程がおもしろいですよ。
ただ、複雑なデザインがゆえにパーツの「合い」が上手くいかない箇所がいくつかあります。
とくに天主閣最下層は不等辺八角形のためか、なかなか枠どおりにはいかないようです。
くわえて屋根の形状も普通ではないので、反り合わせに苦労すると思います。
最下層が上手くいかないと、その上の層まで悪影響がありますので注意してください。
また、天主石垣と城郭ベースも反りの影響で合いが悪いみたいです。
大変なのは覚悟してください。ある程度の妥協が必要かもしれませんね。
わたし(ヤロウです一応)は諸事情により「素組み(着色なし)」にしました。
雰囲気には欠けますが、それでも十分見応えはありますね。
幻想ですから配色は自由です。でもパッケージの参考写真の配色はいけてないと思う(笑)。
天主最上階は金色、その下の階は柱を赤に、あとの層は下見板張を茶系統より紺系統で、
要は復元図に近い方向でまとめるのがおすすめかな。
中世 瀬戸内海の旅人たち (歴史文化ライブラリー)
中世の物流の大動脈ー瀬戸内海。足利義満の厳島参詣、キリスト教宣教師の布教、戦国武将の上洛や
伊勢参りの旅。主として人の動きに着目して中世の瀬戸内海を見ている。
主要な史料は、瀬戸内海を舟出で旅下した人日の記録である。高倉院の厳島参詣、足利義満の西国遊
覧。島津家久の伊勢参り、島津義弘の上洛。宣教師たちの船旅、宣教師たちのであった海賊。
そこで何を見、どんな体験をしたのか。寄港先や航路から海賊の出没スポットと遭遇時の対処法ま
で、知られざる中世瀬戸内海の世界をたどっている。
著者は愛媛県総合教育センター室長で、郷土史家。著者の関心は港と海賊の2点。旅人たちがどこの
港をたどって航海したか、各旅行記から停泊地の記録が拾い出されている。
本書の地図を手がかりに「海城」と呼ばれていた海賊の城をさがして瀬戸内の島々を旅してみたくなる。