夜明けのブレス
発売日 1990年6月21日
作詞 藤井フミヤ 作曲 鶴久政治
オリコン 最高位2位 売上 28.5万枚 を記録。
レコード会社発表の売上では、「NANA」以降のメンバーオリジナルシングルとなってから一番売れたシングルである。(60万枚)
映画「タスマニア物語」のキャンペンソング(劇中には使われていない)
オリジナルアルバムには未収録である。
第41回紅白歌合戦はこの曲で出場した。
直後の6月29日に藤井フミヤが結婚した。フミヤの結婚式でも本人が歌唱し、この曲にかなり注目が集まった。チェッカーズ全楽曲中1、2位を争う名曲であり、2006年藤井フミヤの平安神宮ライブでは「藤井フミヤファンが一番泣いた曲」として歌われた。
カップリングの「Space Lovers」はSMAPの香取慎吾が「チェッカーズの楽曲中一番好き」と言ったことがある。
ライブのセットリストには1990年夏、(冬は途中より外れる)1991年夏、そして1992年のラストツアーでは、フミヤがアコースティックギターを持ってイントロからサビに入るまでを弾き語りで歌った。解散後の藤井フミヤのライブでも2000年、そして2006年の平安神宮で組まれた。
前シングル「運命 SADAME」
後シングル「さよならをもう一度」
Lonely Planet Tasmania
タスマニアのガイドブックは日本語で書かれたものはほとんどありません。
「地球の歩き方 オーストラリア」に、ホバート、フレシネ国立公園、クレイドル山、デボンポート、ロンセストンくらいは地図があり説明も書かれていますが、それ以外の場所については地名と簡単な町や場所の説明、およびその地域全体の簡単な地図くらいしか記述がありません。ツアーで旅行するなら十分な情報ですが、個人で計画して回ろうとするとちょっと物足りないのです。
地球の歩き方で説明されているような場所は観光インフォメーションもあるので現地で地図など入手できると思いますが、それ以外の場所は特にシーズンオフの時期にはどこに行ったら情報が得られるのかを探すのも難しいような気がしますので、個人で旅行するならこのロンリープラネットに頼ることになります。ロンプラは当然ほぼすべての町の情報を網羅しています。
英語版しかありませんので、英語を読むのが苦痛だと確かに嫌になるとは思います。私は結局地球の歩き方とロンプラを併用しました。まずは地球の歩き方を読んで概要をつかんでからロンプラを読むと、あーそういうことかと理解が深まるのが早く便利でした。
ロンプラのいいところだと思いますが、とにかくその町の歴史や特徴についての記述が豊かなので、読み物としてもおもしろいと思いましたが、現地のレストランの情報は結局ロンプラも地球の歩き方もあまり役に立たず、自分の勘で選びました(タスマニアは割と食べ物が日本人の口に合うものが多いので、外したモノは1回もありませんでした)。
あと日本のガイドブックには必須の「おすすめお土産リスト」はほとんど書かれていないのであまり期待ができません。お買い物やエステの情報はよく読めば、ショップの説明やホテルの説明として書かれていることもありますが、それ自体で独立した項目はないので、そういうことを目的にすると使えないガイドブックになるかもしれません。良くも悪くも欧米人のバケーションスタイルに役立つようなガイドブックです。
なおロンプラだけですべての情報がまかなえるわけではないので、実際は旅行中もネットを検索して現地の情報をつかんだりしていました。都市間を結ぶバスの情報などはネットで調べて現地でも確認して、、、としないと何せ本数が少ないので、失敗すると痛い目に遭います。
タスマニア物語 [DVD]
私自身この映画を見たのは小学生のときでいまでもそのときの様子を鮮明に覚えています。ビデオでも持っていたのですが、DVDが出ると聞いて迷わず購入しました。久石譲の音楽には毎回感動させられます。田中那衛の名演技も見逃せませんし、何よりタスマニアの大自然がいまでも新鮮に感じます。この映画を見てタスマニアに行きたくなりました。あえてツッコミを入れるなら音声をせめてドルビー5.1chにしてほしかった。
グールド魚類画帖
英連邦作家賞を受賞した作品で、ストーリーらしいストーリーがないと聞いていたので、難解な本かと思って避けていましたが、そうでもなかった。簡単に言えば流刑でタスマニア島に来た主人公グールドが描いた魚の絵にまつわる物語。タスマニアの画家グールドは実在する人物らしいですが、正確な伝記ではらしい。読み進めてくうちに、語りの巧妙さによって異世界につれられていく感覚に襲われました。作者の観念のなかに自分がすっぽりと飲み込まれいく感覚が非常に心地よくて、せっかくの休日なのに一日中読みふけってしまった。小説に現実逃避を求めている人は楽しめると思います。食わず嫌いせずにもっと早く読んでおけばよかったと後悔。翻訳もすばらしい。名作。