小公子セディ (絵本アニメ世界名作劇場)
個人的にバーネット・シリーズはシヴィアな見解を持っております。
おそらく腹が煮えくり返ると皆さんは言うかもしれません。
しかし私は“こだわり”にこだわらせていただきます。
私のこだわりというのは実力者の話は面白いとは必ずしも言えないということです。
もちろん関心のある点もあります。
アメリカの一市民がある日突然貴族になります。
“貴族”と“庶民”には大きな壁があるとすれば、
なかなか興味深い変身譚だと思います。
またセディは父親ジェイムズに感化されています。
ドリンコートとの対話の中で「お父さんがそう言ってましたよ」とあります。
これすなわち現在希薄な存在である“父”なるもののありかたを
現代の人間社会に語っているのではないでしょうか。
されど気になる点があります。
それは214頁の不正事件でセディたちが絶体絶命に陥ります。
しかし迫力がありませんでした。
もう少し“アクセル”を踏んでいただかねばと思います。
もう一つあります。
貴族すなわちセディとドリンコートは民心のために援助します。
援助することに批判はありません。
ただ伯爵という“大貴族”が資金援助する光景はおもしろくありません。
むしろ領主として当たり前ではないでしょうか。
彼らによる援助よりもアニーによる素晴らしい行いのほうが称賛に値しす。
この物語の主人公はセディですが、セディを立派に育てている両親のほうが魅力的です。
小公子セディ (角川文庫)
個人的にバーネット・シリーズはシヴィアな見解を持っております。
おそらく腹が煮えくり返ると皆さんは言うかもしれません。
しかし私は“こだわり”にこだわらせていただきます。
私のこだわりというのは実力者の話は面白いとは必ずしも言えないということです。
もちろん関心のある点もあります。
アメリカの一市民がある日突然貴族になります。
“貴族”と“庶民”には大きな壁があるとすれば、
なかなか興味深い変身譚だと思います。
またセディは父親ジェイムズに感化されています。
ドリンコートとの対話の中で「お父さんがそう言ってましたよ」とあります。
これすなわち現在希薄な存在である“父”なるもののありかたを
現代の人間社会に語っているのではないでしょうか。
されど気になる点があります。
それは214頁の不正事件でセディたちが絶体絶命に陥ります。
しかし迫力がありませんでした。
もう少し“アクセル”を踏んでいただかねばと思います。
もう一つあります。
貴族すなわちセディとドリンコートは民心のために援助します。
援助することに批判はありません。
ただ伯爵という“大貴族”が資金援助する光景はおもしろくありません。
むしろ領主として当たり前ではないでしょうか。
彼らによる援助よりもアニーによる素晴らしい行いのほうが称賛に値しす。
この物語の主人公はセディですが、セディを立派に育てている両親のほうが魅力的です。
日本アニメーション 世界名作劇場 主題歌・挿入歌大全集 II
作品によって収録曲数がぜんっぜん違います。 購入前に一度詳細確認を。 あしながおじさん目当てで買った私は満足ですが。
…「懐かしさ」が無くなってきたアニメの歌達なので、正直微妙な評価です。 (セディ辺りから毎週は観なくなったもんな…)
世代によって評価は全然違うでしょうね。
セーラのOPとED。リアルタイムで観てた小学生の時も嫌いだったなあ。歌詞も変ー、と思ってた。
今考えると暗いよ歌詞も曲も。そりゃセーラは可哀相な物語だけどさ。フローネのOP聞いてみろ、この子も作中結構可哀相な目に遭うけど、OPだけ聞いたら南の島でバカンスしてるようにしか聞こえないんだぞ。(笑)
そしてあしながおじさん。堀江美都子。 歌が上手いって無意味だって思う位上手い。←え?
安定した高音や表現力には既に腹が満杯。←え?
OPの「すべてはこれから」なんて歌詞は、「甘い!普通すぎる!」思ったものですが、2番の同じメロディーの所は好きだなあ。手紙とひっかけられてさ。
しかし圧巻は挿入歌の「おろかな日記」。 曲も素晴らしいし歌詞も作品世界を良くあらわしているし(「絹の靴下」「私になんて興味が無いのですか」)、
最後、「約束するね〜」…ああこんな風に歌えたら、幸せだろうなあ〜。
…すみません、この全集、買ったものの堀江のあしながおじさんしかきいてないです。
しかし「若草の招待状」「夕陽と風とメロディ」何なんだろうこれ。
「新田恵利歌下手〜」とか笑ってたのは覚えてるけど、作品を歌詞で表現しようって気があったのか作詞家。
←ねえよ。
世界名作劇場 主題歌ベストアルバム ピーターパンの冒険~トム・ソーヤの冒険
それぞれ自分の見ていた時期などによって、どのアニソンを目当てに購入するかというのがあると思うので、他の曲については何も述べられませんが、僕はラストの「トムソーヤーの冒険」の2曲目当てに手にしました。このアニメ自体も好きだったのですが、主題歌がとにかく心に残っていて、特にオープニングテーマであった「誰よりも遠くへ」のメロディの良さと自由で溌剌とした歌詞が忘れられなくて、もう一度聴きたいと思っていました。今改めて聴いても歌詞の良さに泣きそうになりました。「自由なけものみたいに走ろうぜ」って歌詞すごくいいですね。今、大人になってからのほうが、グッときてしまいます。それに曲は服部克久さんが担当していたんですね。通りでアレンジやメロディに広がりがあり、エバーグリーンな香りが充満しているわけですね。クレジットを見て、改めていいはずだと納得しました。
話はちょっとズレるのですが、「しょこたんカバー2」が出るそうなので、「誰よりも遠くへ」を大プッシュさせていただきました。しょこたんは、実はとてもボーイッシュな魅力と伸びのあるクリアな歌声をしているので、この曲はぴったりだと思うんですが、どうでしょうか? カバーして欲しいなあと思います。