ぼくが出会った素晴らしきミュージシャンたち
中森明菜の大ファンであるぼくは、この本を知ったとき中森明菜を取り上げた理由を知りたかった。
それで、即、amazonで購入した。35年間の音楽プロデューサー、DJ、ライターとして活躍された経験を
持つ岩田さんが友好のあった歌手の中からまず15人を選び、その素顔とエピソードを丁寧に、愛情を
もって書いている。内容も他からは知り得ないことばかりだ。
中森明菜を岩田さんは「千手観音」だと書いている。千の手を持ち、慈悲深く、安産の神と呼ばれる
千手観音。中森明菜はあらゆる可能性と、それに対応できる幅広いジャンルを超えた歌唱力を持って
いるという一節に、ぼくは大いに同感した。
それだけでなく、岩田さんは現在の音楽シーンについて深い洞察をされていて、音楽を語る人たちに
とっては必読書だと思う。特に、中森明菜のファンにとっては、彼女に関する本が少ないので、
ぜひ、読んで欲しいとも思う。他の14人の歌手のファンにとっても同じではないだろうか。
第2巻も期待したい。つぎに誰を取り上げるのかも興味深い。
根の歌
「レコーディングは、ひとりひとり別録りでした」「CM撮影のため、一度だけ集まりました」みたいな雰囲気を、感じてしまいます。
これだけの分厚いメンバーが揃っていながら、全員が同じメロディーを歌っているのは、味気ないし、物足りないです。グループとしての活動実態が無いのも、プロモーションに工夫が足りない気がします。
「あややファンだし、五百円なら、安いもんだ」という気持ちで買いましたが、結果、それ以上の感動は有りませんでした。正直な気持ちです。
PMPパーフェクトマスター―PMBOK第4版対応
5月始めに購入しました。薄いピンク色で区分けしているので読みやすいです。
PMP試験に沿った内容で、わかり易く解説してありました。
特に受験用に「試験の勘所」が各所に記載されています。
この部分だけ読んでも合格出来そうでとても参考になりました。
ARASHI NO.1-嵐は嵐を呼ぶ-
最近になって、昔のアルバムを買い集めています。
はっきり言って、ファーストアルバムには期待していませんでした。
しかし、聴いてビックリです!
アイドルのファーストアルバムとは思えない、完成度の高さ。
シングル発売されていない曲も、イイ曲ばかりです。
大人っぽい曲もあり、いま聴いても全く違和感はありません。
特にリーダー大野くんの歌声は、この時にはすでに完成されていたんですね。
他のメンバーも、一生懸命に歌っている感じが伝わってきます。
最近、嵐のファンになったという方は、ぜひ聴いてほしいです。
経験を盗め
様々な分野について、一廉といわれる二人と糸井重里の鼎談集なのですが、その人選と、糸井氏の話の引き出し方が上手くて、読んでいて飽きません。
別の世界の人達って、いったい何を考えているのだろう、いったいどんな事が楽しいのだろう、いったいどんな経験をしてきたら、あんな人選を、あんな仕事を選ぶのだろう。普通じゃ全く想像も出来ないのだけれど、この本で、その一部を垣間見て、「へぇ」とか「ほぉ」とか思ってしまいます。