私は無実です 検察と闘った厚労省官僚村木厚子の445日
村木さんの無罪の背景には本当にひどい大阪地検の
捜査があったのですね。
評論や解説でなく、細かな取材で事件の真相に
迫っているのが素晴らしい。
週刊誌らしい、くらいついた、まさに、地をはう取材を実感しました。
村木さんの事件のすべてを理解できました。
週刊朝日、今西憲之記者のあとがきには、感激でした。
こんな一冊が読みたかった!
「権力」に操られる検察 (双葉新書)
私たち国民の目の前で、常識では考えられないような検察の不可解な行為がなぜどうどうと行われるのか理解できる。
記憶に新しいところでも小沢一郎事件、厚生労働省の村木厚子事件など、素人が見ても十分不可思議なやり方がどうどうと行われている。
我々一般国民もつくづく異常だと感じている。
本書を出版された著者と出版社の決意、良心に感謝したいと思います。
本書にも書かれていますが大マスコミの偏向報道では真実がわからないのが実情です。
良心ある出版社の存在価値がいやが上にも増しています。
ぜひひきつづき真実の情報提供をお願いします。
そのような出版社を我々も応援したい。
●渦中の村木さんの「無実」が認められました。
我々国民は村木さんにおめでとう、お帰りなさい、ご苦労様でしたといいたい。
村木さんは"検察"の理不尽な暴力に耐えることで我々国民に真実を伝えてくれた。
「無罪」ではない「無実」(事件が存在しなかった)であることの重さを知らなければならない。
参議院議員選挙で落とされた千葉法務大臣ヨ、一言発せよ。
民意無視で落選議員を法務大臣に据え続ける管総理大臣、一言発せよ。
●ある検察の発言3題です。(http://www.asyura2.com/10/senkyo94/msg/592.html 参照)
・村木さんの場合:
「政治家がダメなら高級官僚をやるしかないわ!」と言っていた。(倉木被告、週間朝日)
・小沢さんの場合:
「若い検事たちは『小沢をやれば一生めしが食える』を合い言葉に頑張ってるよ」といっていた。(あるジャーナリスト)
・政治・経済界一般:
「お前ら記者たちは、捜査というのは正義と真実を追及するところだと思っているだろうが、それは違う。捜査というのは一定の筋書きに沿った供述を集めて、事件を造ることなんだぞ 」と言っていた。(ジャーナリスト魚住昭さん)
●小沢さんの件
大林宏検事総長が、(検察審査会が小沢氏について今後いかなる判断を下しても)「結論として不起訴処分を行った」と記者会見の場で明言している事実は重い。無実であることを明らかに認めているからこうした発言になっているのだ。(当然マスゴミは報道しない)
厚生労働省の村木さんと同じく作られた「嘘」なのだ。(ネットの世界では無実であることが詳細に確認されています)
どうどうと受けて立つと小沢さんは宣言している。
■【追記】
小沢さんへの判断を11人全員一致で「不起訴不当」と決定した検察審査会。
この検察審査会で11人の素人に案件を説明(洗脳)した担当弁護士の所属する弁護士事務所の記念パーティーに、「谷垣自民総裁」や「御法川(みのもんた)社長」も来賓で参加していたという。
2回目の検察審査会の判断も「起訴相当」となった。
判断は9月14日になされた。この日は民主党党首選の当日だ。
もし、小沢さんが勝ったらこの検察審査会の発表で小沢さんを追い落とす予定だったろう。
しかし、菅が勝ったので発表を20日間も遅らせた。
"菅・谷(監獄)"の仕業である。
★このような時代が続いていいはずはない。
今こそ、我々国民が一致団結して日本の改革に立ちがらなければならない。
アムステルダム大学教授カレル・ヴァン・ウオルフレン氏の小沢評を示そう(「中央公論」2010年4月号より)
『小沢は今日の国際社会において、もっとも卓越した手腕を持つ政治家のひとりである。
ヨーロッパには彼に比肩し得るリーダーは存在しない。
政治的手腕において、そして権力というダイナミクスをよく理解しているという点でアメリカのオバマ大統領は小沢に及ばない』