BEAT SOUND NO.14 (2010WINTER)―ロック世代のサウンド・マガジン (別冊ステレオサウンド)
<良かったと思う記事について>
・巻頭特集HR/HMしか愛せない
1965ー2010の名盤100+αです。カラーページで紹介されているのはジミヘンに始まりスリップノットなど計32作品。モノクロページで残りの分が紹介されています。90年代〜00年代の紹介は25作品で、00年代はリンキンパークのハイブリッド・セオリーだけでした。ちょっと寂しい気がしないでもありません。記事としては面白いと思いますが、名盤がほんとに100枚もあるのだろうかと洋楽ロックファンとしては思うところもあります。もっと現役で活躍されている方たちの素敵な作品を取り上げて欲しいと思います。
・ザ・ビートルズBOX USB「衝撃のFLAC音声」:他ではなかなか紹介されない内容だと思うので良かったです。
・特集1デジタルファイルミュージック実践編 教えます!PC時代のシステム構築術:別冊ステレオサウンドらしくて良い記事だと思いました。
・ロスト・シンガーズ その歌声の記録
ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン、ニック・ドレイク、カレン・カーペンター、カート・コバーン、ジェフ・バックリィ、エリオット・スミス。それぞれのアルバムごとに用意されたオーディオシステムで試聴。"失われた彼らの声の「記録」をもう一度「記憶」し、ともに生きるために"とは菅原豪氏(編集部)の言葉。
【国内正規品】 TEAC KOSS オープンタイプヘッドフォン KOSS PORTA PRO1
かれこれ10年以上愛用しています。たぶん製品が続く限り自分は死ぬまでこの音でしょう。いい音かどうかは人によって基準はさまざまですし、本来、原音に忠実な物がいい音という解釈でしょうか?でも、これは自分にとって「好き!」な音です。初めて聞いた時のあのワクワクは忘れられません。安っぽい見た目に似合わない音。それは演出の効いた音ですが、日本のアーティストが海外のスタジオで録音するような、ちょっとしたスパイスの効いた音作りのされたヘッドフォンですね。昔のウォークマンに付属していたヘッドフォンのようなルックスも80年代っぽくて好きですね。とにかく気がつけば毎年1台。くらいのペースで取り換えてますかね。ヘッドフォン単体は全然大丈夫なんですが、顔の脂で、コードが固くなり、経年劣化でスポンジもボロボロになってしまうのがいつももったいなくて・・・。まぁ、高価ではないので気軽に買い替えできますしね。常に1台は予備を置いておきます。いつのまにか以前L字だったプラグまわりも、iPod、iPhone対応でストレートの短いものに変わりまして、微妙に改善されています。ひとつ難点があるとすると、あの非常に長いコードでしょうか?しょっちゅういろんなところに引っ掛けますね。(笑)半分くらいでもいいんじゃない?とも思うんですが、味といえば味ですね。逆に短くなったらなったで、「なんだこの短いのは?なんで短くしたんだ?」とか思うんでしょうね。(笑)とにかく一度聴いてみてください。という訳で今回も2個買いました!(笑)
Q.T
ようやくアマゾンで新品を購入する事ができました。今年の連休前に他店サイトで注文したところ、メーカー在庫切れでキャンセルになった経緯があります。このオリジナルアルバムは1986年にリリースされたものですがアルバム収録曲は聴くのが初めて。聴いた事がある曲はボーナストラックに収録されているCMソングに使われたシングル曲で『春して、恋して、見つめて、キスして』だけになります。あまり騒ぐような作品ではありませんが、入手困難な商品でしたから、定価よりも安く買えてラッキーでした。
【国内正規品】 SENNHEISER クローズド型ダイナミックヘッドホン HD25-1:2
文句無し!最高です。
原音に忠実な、素直な音色。迫力のある音質。すぐ傍で鳴っている音。
広い音場。ポータブルに最適なデザイン、サイズ。
あらゆる意味でパーフェクトなヘッドホンです。
いくら出してもこれ以上のヘッドホンは聴いた事がありません。
あれば逆に教えて頂きたいくらいに。
素直な音が出ないと良く書いてありますが、信じられないくらいに
原音に忠実で、モニター用途にも使えます。
(唯一リバーブ音は少しだけ聞き取りにくいか。でもリスニングには全く問題無し)
地上に君臨する史上最高のヘッドホンです。
LOST&FOUND
実に久しぶりのポータブルロックのCDなのに、インディーズのせいか試聴コーナーすらない。
なので、ライナーノーツから収録曲だけでも書いてしまおう。(買おうとしているに人はネタバレごめん、見ないようにしてください)
M1)スウィート・ルネッサンス
M2)イーディ
小西康陽作詞の未発表曲
M3)グリーンブックス
M4)ダンス・ボランティア
M5)憂ウツのHOLD ME
M6)CINEMIC LOVE
M7)アイドル
M8)ピクニック
2011/11/06 Live@京都メトロ
M9)アイドル
M10)ゴーレムポルカ
M11)真珠海岸
M12)グリーンブックス
2006/4/15 Live@新宿ロフト
M1スウィートルネッサンスは先に発売された野宮真貴のself cover CDにも収録されているので、あんまり「おお、未発表だー」という気はしないです。
M3〜M8にはエレクトロが多用されていて、実に新しい感じです。
ポータブルロックというとベースがビンビンのイメージだけど、このエレクトロもすごくいい。
このレビューに収録曲を書いてしまったけど、それは忘れてただCDをプレイするとよいかもしれない。
ん、このイントロは何?と思っていると、おーこの曲かーと楽しめます。
M9〜M12は一転してアコースティック。これがまた良いんだ。
素材がいいからどんなふうに味付けしても楽しめる。
選曲も良いし、アレンジも良い。
失くしまった愛用の品が突然見つかって、ほっとしたような、お得な気分になったような、そんな気がする一枚です。Lost&Found。
(もっとも私は普段から古いほうのポータブルロックを聴き続けているけど)
この調子でどんどん出してくれるとうれしい。