「人造人間キカイダー」「キカイダー01」ソング・コレクション・スペシャル
鳥肌たちます!長年捜し求めていた究極のウエスタンサウンドが、実は自分の幼少体験の中にあったとは!
特にボーナストラック(カラオケ集)は、もうウエスタンロックです!
しかし残念なことにボーナストラックはCDのキャパの関係でワンコーラス短縮版です(泣く)
他に完全BGM集と言うのがあるそうですが、そこではフルコーラス聞けるのでしょうか?
S.I.C VOL.11 サイドマシーン&キカイダー
大分前から探していたのですが、なかなか売っている店が無くて苦労しました。
入手出来たときは、非常に精巧な造りで、懐かしさと相まって感激しました。
フル可動のキカイダーと、細部まで造り込んでいるサイドマシーンは他に類を見ない出来です。
人造人間キカイダー VOL.4 [DVD]
人造人間キカイダーのVol.4。
アオデンキウナギの回から最終回まで収録。
もちろんタイトルに書いた通りに、
ハカイダーが登場する。2週も前の予告から
ハカイダーの歌がBGMになる。
これほど人気の高い悪のヒーローはいない。
わたしはDVDBOXで持ってるが、
持ってない人、見たことない人はまず
これをみて。とにかくおもしろいから。
人造人間キカイダー / キカイダー 01 ― サントラ
東映製作のテレビ特撮作品「人造人間キカイダー」「キカイダー01」の劇中使用BGMを、作曲者・渡辺宙明が'69に担当した「五番目の刑事」からの流用曲を含めを余すことなく収録したCD。
ほぼ未使用であったというサントラのサブマスター発見により、また不自然過ぎないデジタルリマスターが相まって、再現されたクリアな音質に感動。
因みに、「ANIMAX1200」シリーズで入手できるCDは、80年代初めに発売されていたLPレコードの再発売であるが、この盤には戦闘時のメロオケや、「キカイダー」終盤及び「キカイダー01」で使用された、いわば製作時の「追加録音」になったBGMは全く収録されていない(収録時間の制約や、当時マスターテープが無かった等の事情があるようですが)。
幼少時、本放送から再放送までドップリと作品を経験した世代には是非聞いて戴きたいトラックの数々。曲を聴くだけで様々な名シーン、名セリフの数々が蘇ること必至。
個人的には「ゴーゴーキカイダー」のメロオケで、曲後半部でむせぶように聞こえるベースのカッコよさを再認識し、ダブルキカイダーの変身時のSEともいえるサウンド、ギルの笛に頭痛を覚え、予告編BGMでナレーターの声が頭に響くといったことに襲われています。
人造人間キカイダー (1) (秋田文庫)
子供のころに見たテレビ特撮版と違って、とても暗く重い内容なのに驚きました。(小さかったのでいまひとつ曖昧なのですが)テレビ特撮版では、不完全な良心回路(ジェミニイ)のため、ある音楽(旋律?リズム?)を聞くと苦しみだすキカイダー・ジローが、それにも負けず悪人どもをやっつける。「不完全で苦しむ」あたりは新鮮に思えたものの(キカイダーごっこをして遊ぶとき、よく苦しむ真似をしたのを覚えています)、やっぱり普通によくある特撮ヒーローものの一つでした。
はじめて読んだ原作のマンガでは、悩み苦しむジローの姿が多く描かれていて、テレビ特撮版とは比べ物にならないほど「悩み・苦しみ」の部分が掘り下げられています。自分の不完全さに悩み、同じ人物から造られた兄弟ともいえるロボットと戦わねばならないことに悩み、人間の女性に寄せる仄かな思いに苦しむ人造人間のキカイダー・ジローの姿は、読み手に共感を覚えさせるとともに、ただのヒーローものとは違って物語に深みを与えています。
後半、キカイダー01(ゼロワン)が登場するあたりからアクションが中心になり、これはこれでおもしろいのですが、ジローの悩む姿が少なくなってくるのが(ジローには申し訳ないけど)残念です。
自然破壊への警鐘、機械文明への懐疑、悩み苦しむ主人公など、石ノ森作品にはよく見られる主題が、この『人造人間キカイダー』にも見られますが、決してマンネリなどではなく、『仮面ライダー』『サイボーグ009』に並ぶ、作者の代表作です。