弾丸を噛め [DVD]
西部劇全般に言える事ですが、漢の生き様や格好良さなど私は全く感じません。
それはこの映画でも一緒です。
ただこの映画が一味違うのは、馬の凄さ、素晴らしさが丹念に描かれているところ。
近頃やたらと犬を描いた映画が多く、その多くは人との心の触れ合いを描いたハートフルなものだが、本作で描く人と馬の関係性はとにかくハード。
馬も勿論犬と同じく心があり性格があり人への愛情がある。
その馬を、薄っぺらい愛情を振りかざす動物愛護人が観たら嫌悪感を感じるほど人が酷使する。
そしてその過程で、どんなハートフルな映画よりも馬を労わり愛情を注ぐ素晴らしさを伝えてくれる。
名優たちを馬上に乗せ、存分に走り回る馬の美しさと健気さを、くるくる動かす目と耳の表情から溢れるほど感じる事が出来るはす。
フランス語も堪能なインテリ美女キャンディスバーゲンが骨太な役を好演しています。
『歯を食いしばってやり遂げろ!!』というフロンティアスピリットをいろんな角度から描いた作品。
スリラー(紙ジャケット仕様)
アルバムリリース枚数、グラミー賞のタイトル、シングルカットの
ランク・イン数など、記録的にもまさに歴史的な名盤です。
最新リマスタリングによるSACDで素晴らしい音が聴けるのです。
過去のCD盤と聴き較べると、マイケルのセクシーな声、妥協のない
完璧なまでに計算し尽くされたサウンドがより一層際立っているのが
確認出来ます。
このアルバムを聴いたことがない人はもちろんのこと、発売当時に
聴き尽くした人まで、全てのマイケルファンにお勧めの1枚です。
巴里のアメリカ人 [DVD]
数多いMGMミュージカルを代表する作品の1つ。全編にガーシュウィンの名曲をちりばめた贅沢きわまりない作品!楽曲の使用料だけでいくらかかっていることか。ガーシュウィンの友人だったオスカー・レヴァントを主演者の1人とした点も、この映画がガーシュウィンに捧げられた作品であることを示しています(レヴァントには"Levant Plays Gershwin"というアルバムがあり、輸入盤CDが購入可能)。しかし、この映画は、ガーシュウィンのための映画であるのと同じくらい、主演と振付を兼ねたジーン・ケリーのための映画でもあります。特にクライマックスの長いミュージカルナンバーは素晴らしい。ここに感じられるケリーの気迫は、「全身全霊」という言葉を使いたいような強力なものです。ただ、この名ナンバー、非常に「バレエ的」です。理由としては、共演のレスリー・キャロンがバレエダンサーであったこと、同時期に作られた「赤い靴」という傑作に素晴らしいバレエシーンがあって、これに触発された(かもしれない)ことなどが考えられるのですが、それに加え、ケリー自身に何かモダンバレエに対する志向(または、コンプレックス?)があったことも否定できないと思います。そして、一部ミュージカル映画ファンには、この「バレエ志向」を理由にケリーを非難するむきもあって、実は僕自身、それに何となく同調して、この「巴里のアメリカ人」を今まではあまり高く評価していなかったのです。しかし、今回のDVD鑑賞ではそうした偏見なしに作品を観ることができ、やはり世評通りの名作であると実感しました。「バレエ志向」は確かにあるかもしれない。でも、「だからダメだ」ということにはならない。
なお、本DVDの画質ですが、かなり優秀です。特に屋外ロケのシーンで赤や緑が鮮やかなのが、テクニカラーらしくてうれしいです。状態の良いテクニカラープリントが残っていたのかなと思います。ただ、全般に人の肌の色が多少暗くなっていて、シーンによっては黒ずんで見える一歩手前という感じ。それでも10のうち9までは満足の画質でした。
続・僕たちの洋楽ヒットVol.1
エデンの東は下手なピアノ協奏曲より精神が浄化されます。また、タミーもきれいなメロディーでお薦めできます。 時代を越えて愛される曲が入ってます。 音はいまひとつですが内容が優れてます。
巴里のアメリカ人 [DVD]
主演はジーン・ケリーとレスリー・キャロンで、監督はヴィンセント・ミネリ、
製作・配給はメトロ・ゴールドウィン・メイヤー。
映画で使われる音楽は、すべてガーシュウィンとその兄アイラ・ガーシュウィンによるもの。
パリを舞台として、アメリカ人の画家とフランス人の女性の恋を描く。
映画のクライマックスには、ケリーとキャロンがジョージ・ガーシュウィンの楽曲『パリのアメリカ人』
をバックに踊る18分間のダンスシーンがある。
『雨に唄えば』とともに、ジーン・ケリーが主演するミュージカル映画の傑作とされている。