ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァネッサ・ウィリアムス
日本ではメディアミックス戦略でお茶の間でも認知度が高いらしい。ある意味洗脳行為だわね。サウンドはやはりアダルトオルタナティブアルバム=分かりやすくいえば=スムーズジャズのボーカル入りのもの。ミスアメリカに選出されたスタイルはばつぐん、声もつやがありソフトである。嫌われる要素はないのでは。
コンピレーションなのではあるがサウンドは大きく分けて=ダンスポップ系とバラード系と大別できます。ヒットした楽曲は集められているので彼女の足跡を知るにはいいかも。ダイアナロス的なポジションでしょうか。現在は女優業とママさん業をしているそうです。
Be Not Nobody
最初にThousand Milesを聞いたときは
あの絶妙のイントロと街中でピアノを弾きながら走る
ヴァネッサのPVに感動しました。
アルバム曲の中では名曲Thousand Milesに匹敵するのは、
ちょっと難しいですが、冒頭の一曲目、ストーンズのカバー等
佳曲はたくさんありますよ。甘ったるい声と独特なメロディー、
ストリングスは「エヴァーグリーン」な感じで
統一されていてとても壮大な感じの
アルバムだなと思いました。
騙し絵の国のヴァネッサ (ティアラ文庫)
ヴェネツィアであまり儲からない占い師の仕事をしているヴァネッサ。
お酒に酔って館に侵入しようとバルコニーにぶら下がっているところに貴族の青年と出会って…。
男慣れしてないヴァネッサはサバサバしていて同性から見ても良かったです。
相手のジルベルトも遊び人?な割に言うことやすることが面白い。
また、娼婦をしている友人のキャラもなかなか○。
この人の作品はキャラクターやストーリーがしっかりしているので読んでいて自然だし、
クスッと笑えるところも。
ヴェネツィアの風景やポイントも上手く使ってて背景がイメージしやすいです。
Hシーンは他のと比べあまりないですが、文章が自然でスラスラ読めるのでオススメ。