楊令伝 9 遥光の章
「水滸伝」(単行本)からのファンです。ただ、過去のエピソードの記憶が曖昧になっていて、「楊令伝」を100%楽しめないのが残念です(「水滸伝」を文庫で読み直すことを検討中)。
本書では、童貫はじめ登場人物を死なせ過ぎではないか、と心配になりましたが、後半、日本がらみで今後の展開を大きく期待させてくれるくだりがあり、今後が楽しみになりました。
幻想水滸伝 短編集〈4〉 (電撃文庫)
『帰還~Cursed Guns~』
クライブとエルザの隠しイベントのお話ですので、ネタバレを嫌う人はプレイしてから読む方が良いでしょう。
中身としては、クライブとエルザ2人の視点を交互に行き来して、最後の決着の場面にと言う感じです。
『星を追う人』
シーナを中心に親子の愛がさり気無く盛り込まれた素敵な話。
時期としては、赤月帝国を打ち破り、主人公(ティル)が仲間の下を離れた直後です。
『人斬り』
ゲンシュウの過去が明らかに。
父親の仇を討とうと、強い剣士の弟子になろうとしているリュウメイ。ゲンシュウは、自分にまとわり付いて来るリュウメイを鬱陶しく思いながらも…
『燃える鉄拳!』
ザムザとその師匠のコンビが面白い。ジャンルとしてはコメディに近い内容かも知れません。
ザムザがまだ右手に宿る"炎の竜の紋章"を持て余していた頃のお話。
『ラベンダー・ビレッジ殺人事件』
リッチモンドの何ちゃって推理物。真面目に推理物として読むとダメです。推理物初心者ならまだ…
なので、純粋にリッチモンドの外伝として読むと良いです。ちょろっとレブラントも出て来ます。
『仮面の下』
チャコが主人公のお話。チャコのちょっとした成長を描いたお話。シドも出て来ます。相変わらず、子供達に怖い話をして、楽しんでいます…
幻想水滸伝4 公式ガイドコンプリートエディション (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
ゲーム自体難易度が高くないので、これ1冊で十分に攻略できます。
基礎的な攻略情報からアイテム情報など、安心して頼ることが出来ます。
ミニゲームの解説も詳しく、目安箱、風呂会話、壁新聞、懺悔室情報も網羅しています。
唯一、宝探しのみマップ攻略がありませんが、これは仕方無いかもしれません(^^;
キャラクタープロフィールは、戦闘員に関しては2ページも使ってあります。
全身図、年齢、身長、仲間条件・方法、戦闘タイプ、パラメータ、武器、海戦時能力、紋章能力、装備のアドバイス…などなどコメントも多く、攻略本情報としては文句の付けようの無い充実ぶりです。
勿論、非戦闘員も1ページ使ってプロフィールと全身図が拝めます。
コラムや開発者インタビューなど、脇の情報もありますので楽しめる部分も多いかと思います。
裏技や小ネタも散りばめられているので読み甲斐があります。
但し、シナリオ攻略情報はややコンパクトにまとまり過ぎているかな?
キャラクターデータなどが充実している分、シナリオ攻略ページはややコンパクト。
構成がぎちぎちなので、気を抜くとサブイベントを読み飛ばしてしまったりというドジを踏むかもしれません。
色々書きましたが、現時点で幻水4唯一の本格攻略本です。
初版故のミスにはこの際目を瞑って、どどんと星5つ。
買って損は無いと思います。
幻想水滸伝ティアクライス 公式イラスト&設定資料集 (KONAMI OFFICIAL BOOKS)
内容については、他の方がレビューされている通りです。
キャラクターからモンスター、アニメムービーの絵コンテまで紹介されています。
世界設定集のイラストですが、ゲーム中の背景に使われた絵そのものではなく、ラフ・線画のみです。
アニメーションノート no.13 (2009) (13) (SEIBUNDO Mook)の、アニメーション制作会社の背景特集でゲーム中の背景画が少し掲載されていますが、すべてではない上に、大小さまざまなサイズです。
今後、背景を担当した草薙の画集に掲載されるかも知れないですね。