松平春嶽(しゅんがく)―「幕末四賢侯」と称された名君 (PHP文庫)
前半は春嶽の人柄、越前藩主になっての苦悩と、それに対する春嶽のナイスな動きがいい感じで書いてて楽しく読めました
が、後半以降はどちらかと言えば慶喜や容堂、勝海舟や竜馬ほか、志士たちの動きに注目され、それに対しての春嶽の考え、動きに注目してる感じです
作品全体は盛り上がるけど、時代背景だけに当たり前ですよねY(>_<、)Y
最後まで常に春嶽メインで書いて欲しかったなぁ
僕は以前[その時歴史は動いた]での春嶽の言葉…
「私は自分のする事を信じることができなければ取るに足らないものまで恐れるが、信じることができれば、たとえ千万でも恐れるに足りず」
て言葉を期待してたんだけど、なかったです(・_・)