国税記者 実録マルサの世界
国税を担当した記者が具体的な査察案件を語ります。
査察事案をめぐる国税の組織や守秘義務の堅さと、その壁を乗り越えて査察事案を発見する記者の地道な努力が語られています。
記者が、第三者的な視点で国税6万人の組織を語る。
在野の税法専門家にとっても、税務署OBにとっても有益な一冊です。
マルサ、ロッカイ、ナサケ、ミノリ、イチバン、ニバン、サンバン、ヨコメ、ヨメイリ、ドボン、ナガシ、ホンテン、シテン、オヤジ、サブという隠語を語れるようにならないと国税担当の記者は勤まらないのだろう。
本書は、ジャーナリストが、「他人のことを書いた」のではなく、「自分の経験」を書いています。
それが本書を地に足が付いた深みのある書籍にしているのだと思います。
著者にしか語れない査察の現場の取材ノートです。
有斐閣判例六法 平成24年版
この判例六法は、法律の学習には欠かせない判例が多数収録されており、同時に六法全書の機能も有する優れものです。
この判例六法は、判例と条文の比較検討に使えるため、私は、毎年、買い換えることにしています。
法令の改正があるたびに、買い換えることを、ぜひ、お薦めします。
また、毎年、カバーの色が変わるところも、素敵な一冊ですね。
また、法律初学者から、法律既修者、行政書士や司法書士受験者、法科大学院や司法試験受験者まで幅広く使えるのも魅力ですし、日々の生活の中で、行政などに疑問に思ったことについて、判例や条文を引くこともできるので、非常に優れた機能を有しています。
各家庭に、一冊、必ず常備しておくことを、私は、特にお薦めする一冊です。
会社法判例百選 第2版 (別冊ジュリスト(205号))
5年ぶりの改正になりますか。
事務所の規模を問わず、多くの弁護士は、程度の差があれ
企業法務を扱いますから、その基礎となる会社法の動向を
軽視することは出来ませんので、お伴として必須ですね。
司法試験受験生の方も、論文試験では話題のネタが出ることも
多いようなので、最低限チェックしておいたほうがいいと思います。
自由国民社 法律用語辞典
EPWINGなので、現代用語の基礎知識、広辞苑、有斐閣法律用語、日本大百科などと一緒に使用しています。同時に一発検索できますので、他の辞書の解説と見比べながら調べらます。時間の節約に最適。特にこの辞典は図が入っていますので権力機構などの関係を学習するのにも最適です。