Pocket Boy/ファンタジーゾーン
お店と武器のパワーアップは無いものの、がんばってファンタジーゾーンを再現していると思います。個人的に前線基地撃墜時の墜落演出や、ステージ2以降のボスを前線基地とザコを組み合わせて再現しているところに開発者の気合を感じました。
ただ、これだけの気合の入れ方をオリジナルのタイトルでやってほしかった気もします。
最近の電子ゲームは過去の名作を移植したものばかりで、昔の電子ゲームが主流だった時代に発売された。電子ゲームならではの楽しさが得られるようなゲームが、最近は作られていないのが残念です。
ドラゴン・アイ(1WeekDVD)
原題は「KNIGHTS OF BLOODSTEEL」というファンタジーです。
思ったより展開が静かかと思ったのですが、
後半になると戦闘シーンなあって盛り上がりました!
SEGA AGES 2500シリーズ Vol.33 ファンタジーゾーン コンプリートコレクション
レトロゲーマーにとって過去の名作をもう一度復刻してくれるというのは、嬉しい事である反面、実際にはなかなか購買意欲につながらなかったりします。M2の移植技術は高いと思いますが、それでも実機と比べるとどこか必ず違和感があるものであり100%の満足とはなりません。これは動かしているハードが違う以上、仕方のないことです。
かといって、過去のエイジスVol.3のファンタジーゾーンようにポリゴン化しただけのリメイクは、たとえそれが仮に面白かったとしても、それは似ているだけの別のゲームです。これは復刻としてではなく、むしろしっかり予算をかけて作りこんで「新作」として出すべきモノです。
それでも復刻版はどちらかの形で出すしかなく、どちらで出して欲しいかと問われれば、実機には寿命があるので「延命」という意味でそのままの移植が望まれると思いますし、今回も多数収録されています。(X68版のハリアー面がないのは残念ですが…)
しかし、それだけに留まらず、今回のエイジスではSYSTEM16(当時のアーケード基板)で2をリメイク…とは名ばかりのマーク3版から再構成した完全な新作でありつつも、ちゃんと当時のテイストを再現しつつ、かつ新しさもあり、しかもちゃんと面白ゲームになっているという偉業を成し遂げてくれました。これは復刻版という作品創りのあり方、考え方そのものを覆したのではないでしょうか?
残念ながら今回の移植では初代SYSTEM16版のEDのオパパの涙が出ないバグがあります。致命的なミスであり、これは旧作に思い入れがある人にとっては絶対に許されない事です。これで「コンプリート」の名を冠した事は非常に残念ではありますが、それを考慮しても前記した新作の部分だけでも2500円の価値は十分にあると思います。
オリジナルの2も遊べますし、サンソフト版も今回の新作と甲乙つけがたい力作です。バグを理由に買い控えるのは勿体無いと思います。シリーズ自体を未体験の人も、色々収録されているので是非この機会に遊んで欲しいですね。
ギャラクシーフォース2のネオクラシックもすばらしいアイデアでした。このようなアレンジでの復刻ならもっと見てみたかったエイジスも、今回で終焉というのは非常に残念です。いつの日か今回のような復刻版がまた作られる事を願っています。
ファンタジーゾーン
アーケードではセガのファンタジーゾーンが大ヒットしており、満を持しての発売となった。
当時はまだセガはマーク3という自社製ゲーム機があった事もあり、任天堂のサードパーティに入るつもりは全くと言っていい程無かった。
なので移植はサン電子が担当した。
これがいい仕事をしてくれた。
ファミコンという限界のあるスペックでこれだけのサウンドと操作性、グラフィックは当時のシューティングでも沙羅曼蛇やヘクター87に比肩しうる。
難易度が高いのでクリアするのは少し厳しいかもしれないが、それでもプレイする価値はある。
セガ・ゲーム・ミュージック VOL.2
このCDを購入する人は、当然リアルタイムでこれらのゲームを知っている人でしょう。
私もその一人です。
実は、生まれて初めて自分の金で買った音楽…当時はカセットテープでしたが、それがこの作品でした。
そのテープは今では埋もれていてどこにあるのか(そもそも残っているのかも)分かりませんが、久し振りに聴いてみたくてCDを購入しました。
特に、カルテットの音楽が良いですね。
当時は、音楽を聴くためだけにカルテットをプレイしていたくらいです。
ゲームとしてはクソゲーとしか言いようがないのですが。
ファンタジーゾーンは、数少ない「最後まで行った」アーケード版シューティングで、これもやり込みました。
ポッポーズさえ突破できれば、最終ステージまで一気です。
但し、「最後まで行った」だけで、未だにオパオパ父を倒せなかったりするのですが(ヘビーボムが当たりません)。
ですので、「YA-DA-YO」を聴くと、その頃の苦い思い出が蘇ってきます。
あの頃のゲーム音楽は、本当に個性的で面白いのがたくさんありました。
その後、普通の音楽に近づくにつれ、ゲーム音楽ならではの面白味が無くなってきた気がします。
一番良い時代のゲーム音楽だと思います。