ダウン・バイ・ザ・ジェティ
タイトで軽快なリズム隊の上にキレ味鋭いギターとブリローの渋いダミ声ボーカルが踊る。
ストーンズの最初期のスタイルであるR&Bを更に韋駄天ブリティッシュ・ビートで加速させたスタイリッシュなR&R。これこそが真のパブ・ロック、これこそが真のガレージ。
ウィルコ・ジョンソンはこのキレ味をピック無し、指で弾いてるんですよ。
彼の指先はさぞや角質化がすごいんでしょうね(笑)
オール・スルー・ザ・シティ(ウィズ・ウィルコ 1974-1977)
最近、友人に勧められて聴いたのが始めてだったのですが、Dr.Feel.Good最高です。
そんな時期にこんな豪華なCD.DVDセットが発売されるとはテンションがあがってすぐさま購入しました。
CDももちろんですが.DVDの内容も破壊力バツグンです!
Malpractice
75年発売の2ndアルバム 収録曲12曲の半分がカバー曲で前作のヒットにより仕事が忙しくなっており、アルバム製作にあたって新曲を作る暇が無かったというのが真相の様で、残りのオリジナル曲も'AGOING BACK HOMEは師匠のMICK GREEN(PIRATES)との共作、'IBECAUSE YOUR MINEはNICK LOWEとメンバーのJOHN B SPARKSとの共作で作った曲で純粋にWILKO JOHNSONのオリジナル曲は数曲にとどまっています、が僕達が聴きたいのはWILKO JOHNSONの鋭いギターカッティングにある訳で、それがオリジナルだろうがカバーだろうが全く違和感無く聴けるのがよい所だと思います、Dr FEELGOODを初めて聴くなら1stをお勧めしますが、1stの次は是非この2ndをお勧めしますが、聞き込むうちに1stよりも好きになること間違い無しで、初期のアルバム(WILKO 在籍時代)の3枚のアルバムの中で一番好きなアルバムです
All Through the City (With Wilko 1974-1977)
結構、装丁が凝った、良い品物です。
ちょっとした本っぽい構成で、
中にはWilkoやDr.Feelgoodをネタにしたコミック(漫画)があります。
表裏の表紙のウラに2枚ずつCDとDVD。
Wilko愛、Dr.Feelgood愛、を感じるセットに仕上がってます。
リマスタはすっきりとしたマスタリングで聴きやすい。
あんまりコンプがかかってない感じですね。
まぁ、リマスタされてもオリジナルがモノラルの音源はそのままモノラルなので、
イナタイ感はそのままですが。
※モノラルテイクのステレオ・リマスタとかあったら、随分と違った感触もあったでしょうねぇ…。
Dr.Feelgoodは、Wlko以外も結構良いギタリストが多かったけど、
”やっぱ、Dr.FeelgoodっていやぁWilkoでしょ!”って人には永久保存盤かも。
あの人のギター、簡単そうで、真似できないんですよねぇ・・・。
真似して親指の爪を割って挫折したコトを思い出しました。 ^^;
Dr.Feelgoodの映像はちゃんとした形であまり出てないので、
カクカクしたWilkoのアクションが堪能できるこの4枚組は家宝ですな。 ^^