ポート・エントロピー
おもちゃ箱ひっくり返したような楽しさに溢れています
ですが 単にポップなだけでなく
いい意味での毒や斜に構えた作風が印象的!
これは皆さんご存知ないかもですが
松山を拠点に置く画家佐々木勇太さんの
作風に近いものがあると感じましたね
上述した画家さんはサイトで検索してみてください
CAPTAIN ENTROPY
自作の電子楽器を駆使し、独特の電子音世界を築きあげた<巨匠中の巨匠>ブルース・ハーク。
近年彼は様々なジャンルから、注目・再評価されています。
しかし当時、彼の作品群は、子供向けの教育ソフトとして発売されていたものらしいです。
彼の音楽世界を言葉で表すなら、「ファンキーでポップでサイケデリックでドープ(なんかすごいですね)」。
はたして子供たちはそんな彼の音楽世界を、どのように受け止めていたのでしょうね。
長年CD化が待ち焦がれていた名作、「エレクトリック・ミュージック・フォー・チルドレン」。
それがCD化されただけでもこちらとしては感激なのに、まさかこの作品までもがCD化されるとは(!)。
ここでも彼の、(時期的にも)ノリに乗った音楽世界が繰り広げられます。
しかしそれにしても詳しい事情やいきさつなどはわかりませんが、<再発CD大国日本>では、なぜこうした「良作ではあるがあまり世間に知られていない音楽作品」も、国内盤CDとして再発できるのでしょう?
流通販売業界にうとい自分ですが、どなたか熱心な音楽ファンのかたが一生懸命に働きかけてCD発売にいたることは、わかります。
再発国内盤CDファンの自分としましては、こうした日本の(恵まれた)再発環境に、ただただ感謝です。
最後に、こうした環境を作ってくださっているかたへ
良作ではあるがあまり世間に知られていない音楽作品を、これからもどんどん音楽ファンに提供してください。
新作もだいじですが、旧作をどんどん提供してくれる環境も、とてもだいじに思うことがあります。
以上、少々主題からずれてしまいましたが、ブルース・ハークの音楽を通じて個人的な意見をさせていただきました。
エントロピーと秩序―熱力学第二法則への招待
エントロピーの本質に焦点を絞った本書は,大変わかりやすく,かつわくわくさせる本です.このような分野にまったく親しみのない読者から統計力学や物理化学を専攻する学生まで,大変面白く,一気に読める本です.
私は学生の時にこの本を読んで,物理化学に大変興味をかき立てられました.昨今はエントロピーに関して非常に多くの本が出まわっていますが,それらの中で,この本は硬派なスタンスでとことん理解しやすい,という点で出色であると思います.
エントロピーの本質を,わかりやすく理解したいという理工系の学生の方々には,是非お薦めしたい一冊です.
エントロピーがわかる―神秘のベールをはぐ7つのゲーム (ブルーバックス)
熱、温度、秩序、無秩序、元にはもどらない、時間の矢、宇宙の熱的死‥‥これらは熱力学の第二法則、すなわち「エントロピー」増加則に関係する。だが、「エントロピー」とは一体何なのか――本書は、複数のサイコロを転がす思考実験をすることで、エントロピーを理解することができる。
いままで熱力学の世界の用語であると考えていた「エントロピー」は、じつは統計学や確率学に置き換えて考えることで、すぐに理解できるものだったのだ。もちろん、確率・統計に関する高校生程度の知識は必要ではあるが、大学生でも難解とされている熱力学の第二法則に比べたら簡明なことである。
だが一方で、宇宙のどこへ行っても確率・統計学の公理は成り立つのかという疑問が生じる。その辺は著者も承知しているらしく、「決して」「永久に」などという言葉を太字にするなど、特に注意を払っている。
もし、この前提があやふやなものだとすると、ナンシー・クレスのSF「プロバビリティ・サン」に登場する「確率子」が存在するのかもしれない。
ENTROPY PRODUCTIONS
近田春夫(Mic)を中心とする日本語ラップ/ヒップホップ・グループ。近田春夫&ビブラストーン名義でのDAT一発録りライヴ盤「Vibra is Back」(1989年)のリリースを経て発売されたメジャーデビュー盤。ターンテーブルやサンプラーを使用しない、12人編成の生演奏(ラップ+バンド+ホーンセクション)によるファンキーでパワフルな人力ヒップホップ。和製ヒップホップの傑作の一つ。メンバーはDr.トミー(Mic)、元じゃがたらのOTO(g)、元ジューシー・フルーツの沖山優司(b)他。「ジェット・コースター」「調子悪くてあたりまえ」「パブリック・エネミー」他収録。小泉今日子がラッパーとして5曲にゲスト参加