ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
80年代ゲーマーだった人にはたまらない一枚だと思います。
特に、ナムコファンには垂涎の一枚に仕上がっています。
永久保存版として、きっと満足できるはずです。
「昔のゲームミュージックなんてつまらないよ」という方。
それは違います!矩形波サウンドの魅力を再認識させられること間違いない!!
シンプルであるがこその楽しさがこのアルバムには詰まっているのです。
古いゲームを知らない若い人にも新鮮な驚きがあるのではないかと思います。
また、細野晴臣氏のアレンジによってリズミックなSEが挿入されていて盛り上げてくれます。
特にお薦めなのが「リブル・ラブル」と「ギャラガ」。「ナムコ万歳!」と思わず叫んでしまう事うけあい!!
どちらもPOPな“ナムコ味”出してます。
さぁ、あなたも素晴らしき80年代にトリップしよう!!
妄想コントローラ ナムコクラシックス ゼビウス
良い製品か悪い製品か、と言えば、良い、です。
今までキーチェーンゲームでも、
大変面白いアイデアを使った商品はいくつかあったのですが、
いずれも、(小さすぎる)ユーザーインターフェースに問題を抱えていたため、
「これ遊んでみなよ、面白いぜ」と自信を持って他人に薦めることはできず、
あくまで好事家専用のイロモノ扱いでした。
ところがこれは薦めることができます。
画面を完全に廃するという大胆なアイデアによって
それは実現されました。
できれば続編がでることを期待したいです。
スーパーゼビウス
ゼビウスのアーケード版に痺れ、12インチのレコードで感激を覚えてから20年
当時YMO散開後に細野さんからのメッセージとして受け止めた
サンプリングの手法ももはや当たり前であるが、ゲーム基板を持ち込んで最高の機材で、一流のミュージシャンがゲームミュージックに取り組むという贅沢さ。
ビデオゲームとテクノの良い関係はここから始まったのでは?
曲は、細野さんのSFXに近い。ドルアーガの弦楽奏アレンジが最高。
Famidasライト ファミコンキャラ&メカ編 (ファミリーコンピュータディクショナリーオールラウンドシリーズ)
ファミコンの「キャラクターとメカ」に焦点を当てた全191Pの解説本です。
なんといってもこのボリュームでこのお値段!少し小さい本ですが大変お買い得かと思います。
文章はネタに走ったようなものはなく、比較的まじめなものが多いと思います。
解説は長いキャラで4ページ、短いキャラで1ページ、「コラム」で1/4ページほどで解説
されるキャラもいます。現在配信などでプレイ可能なゲームは、下段で紹介されています。
カラーとモノクロのページ比率は半々ぐらいでしょうか。
前半100ページでファミコン誕生の83年から94年まで、「ファミコンキャラ編」の解説、
残りで「ファミコンメカ編(戦闘機/ロボ/車両/etc..)」の解説という構成です。
定番のマリオ、ルイージ(公式/非公式でのコンプレックスキャラとしての弄られ具合が笑えます)
グリン&マロン(バイナリィランド)、パチ夫君など幅広いです。
個人的には「メカ編」でニチブツの「マグマックス」「テラクレスタ」が取り上げられていて、
しかも合体形態まで紹介されていたのが嬉しかったです。(ウイングギャリバーは無し。残念!)
「テラクレスタ」は当時合体パーツフィギュアつきのスナック菓子が売られていたと思います。
買い集めていくとかなり豪華な最終形態になったような・・誰かニヤリとしてくれると嬉しいです。
ちなみに「ツインビー」は戦闘機と解説されていますが、「キャラ」で紹介されます。
・・男社会にポップを持ち込んだという解説に笑いました。
ライター陣は以下です。
(海老まよ、風のイオナ、ジストリアス、シバリみっきぃ、毬夫、栗山大吾、恋パラ支部長、
酒缶、鴫原盛之、西村将浩、藤井ファール、山本悠作)
LEGEND 80’S SERIES「ナムコ・アーケード 80’S」
上のレビューには「パックランド」が入っているかのように書かれていますが、残念ながら収録されていません。
それを抜きにしても、あのナムコ音源によるナムコサウンドは、いつ聞いてもワクワクできるフシギな魅力にあふれています。