加藤鍋奉行フォンちゃんの直撃時事評論

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職場のモンスター (マイコミ新書) 割と面白く読めた。最近増えている「常識外れのトンデモ社員」の様々なトラブルの具体例を紹介しているのだが、世相分析のヒントとして幅広い読者に役立つのではないかと思う。

個々の事例について、雇用者側と被雇用者側双方の言い分の聞き取りを載せているので、「何が問題なのか」は或る程度読者自身の解答に委ねられている。きちんと読めば「何故モンスター社員が生まれるのか」ではなく、「何故『あの若いのは理解不能なとんでもない奴だ』と云う認識が生まれるのか」と云う踏み込んだところまで書かれていることが分かるだろう。確かに「モンスター」側が余りにも常識を欠いているケースも有り、逆に会社の方が明らかにいい加減なケースも有り、正解の見付け難い微妙なケースも有り、色々。その上で著者は、根幹のところに、仕事に「自立する(=自由になる)為の手段」や「やりがい」を求めて来た管理職の世代と、「自分らしさ」を求める若い世代(著者は「世代」と云う言葉は使っていないが便宜上こう呼んでおく)との、全く噛み合ない擦れ違い、互いに理解しようとともしないディスコミュニケーションが存在するのではないかと分析している。

バブル景気の中で育った後就職氷河期を迎え、モラルハザードを引き摺った儘の企業が所詮自分達を使い捨ての駒としか見ていないのだと云う現実に曝された世代の人間であれば、「企業がオレ達を使い捨てにするなら、オレ達が企業を使い捨てにして何が悪い」と云う発想は、暗黙の前提として各人共通して持っているものではないかと思う。程度の差が有るだけで。「モンスター」と云う形容は今のところ個人に対してのみ用いられている様だが、そうした世代からすれば、(少なくともこちらから見れば)理不尽なことを「それが現実だから」と一も二も無く要求して来る会社組織の方が寧ろモンスターに他ならない。それを組織優先の論理から断罪するなら「最近の若い者は権利ばかり主張して義務のことを考えない」と云う言い方になるのだろうが、では正しい権利の公使の仕方を前の世代がきちんと考えて来たかと云うと、結局その場その場での建前と本音の使い分けによってなぁなぁにして来て、結果的に、新しい世代からの問いに対して合理的に説明する能力が欠如している様な現状を作り出してしまっているのではないかと思う。新しい個人の生き方に合わせて新しく企業が生まれ変わるには、また生まれ変われない世間の中で新しい世代が生き延びて行くには、そんなことをきちんと考えて行く為には、本書で紹介された様な試行錯誤をこれからもひとつひとつ積み重ねて行かねばらならいのだろう。

未発表 山崎ハコはすごい。暗い=山崎ハコという図式を誰が言ったかしらないけど、そんな短絡的に語れるようなアーティストなんかではなく、この歌い方やソングライティングの何とも言えない突出した才能。山崎ハコ=天才アーティストなんだと改めてこのアルバムを聴いて感じました。こういうアーティストこそ歌わなければいけないアーティストだと思いました。
これからも絶対に歌い続けてください。

緊急トイレ 吸水シート付き ポーチトイレ 20回分入り 処理が出来ないので、流さないよう言われます。

東日本大震災の時がそうだったんですが、ライフラインで最後に復旧するのが水。井戸水を使っていても、下水は流せません。

低い土地にある家の汚水があふれるそうなんです。

20袋入りなので、少しの間は安心ですね。
家族が多ければ全然足りませんが、吸収剤が付いてるので、1、2人の世帯では割と使えます。

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