まりあ†ほりっく 1 (MFコミックス アライブシリーズ)
主人公(女)が女子校へ「彼女」を探しに転入する。そこにはモロ好みの美少女が!浮かれた主人公はその子をゲットするべく近寄るのだが、その美少女は男だった!……というのが話のあらまし。
百合やらドS発言やら盛り込んでいる割に、内容は危なげなく読める。下手なコミック文庫の方がヒクかもしれない。恐らく主人公の「百合」表現が美少女に鼻血をふく程度、ドS発言も只単に「口が悪い」くらいだからだろう。だから煽りのわりに普通に読める。
登場人物全員が中性的。みんな女っぽくもあり、男っぽくもある。とにもかくにも、普通に読めて設定以外の話の運びは至って普通。読むには丁度いい加減かもしれない。
フォトテクニックデジタル 2009年 01月号 [雑誌]
特集記事は、”夜の撮影大百科”。
切り口は面白いのだけれど、デジタルの泣き所の”色”がやっぱり今一つの感じですかね。
デジタルは感度は高いので、今まで写らなかったものも結構撮れるんですよね。
でも、リバーサルにあったような色の豊潤さが今一つ…というのが個人的な感想です。
表現の手法は様々で、非常に面白いと思います。
のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)
私は40台半ばにさしかかろうとしている男性ではありますが、まさか私が少女漫画原作のドラマを楽しみに毎週月曜日9時に時間をあわせて、リビングに陣取るなんて思いもしませんでした。
このドラマは、もちろんスト−リ−やキャスティングもすばらしくそれだけでも面白い作品ですが、一番すばらしいのは音楽に対する真剣な姿勢ではないかと思います。
毎回すばらしい音楽に魅了され、演奏シ−ンを楽しみに見ていました。
なんとコミックスも全巻そろえ、サントラも入手いたしました。
もともとロックが好きな私に、クラシックのすばらしさを教えてくれ、漫画も捨てたもんじゃないなぁと思わせくれた作品で、近年では貴重な体験でした。
良いものを作ろうと言うスタッフの熱意が伝わる傑作で、最近では少ない家族でそろって見れる、すばらしい作品です。
個人的にこの作品に出会えたことに感謝いたします
スーパー戦隊主題歌DVD 主題歌挿入曲全曲集
「スーパー戦隊」「主題歌」でDVDを検索すると、
沢山出てきて、どれを買ったらいいのか分からなくなります。
結局、色々買ってみて、一番コストパフォーマンスが良いと感じたのが、コレ。
ハリケンからゴーオンまで挿入歌も含めて、
主要な曲がフルコーラス(映像付き)で入ってるのが嬉しい。
(ハリケンはOP、EDのみ)
科学と宗教と死 (集英社新書)
著者は、17年前の関西大震災の時、精神科医のボランティアとして駆け回った。4年前に妻が家の中で突然死。昨年は自身がパーティー会場で倒れて九死に一生を得た。若い時から心理学の観点から人と死の関係を見てきたが、老年になって、人の死は心理学だけではどうしても捉えきれないことに気付いたという。
本書は、著者の、陸軍幼年学校入学時から終戦・戦後、関西大震災を経た経験と、今回の311の大震災と原発事故を見てその思いを綴ったものである。その中には以下のような一節がある。悲しいことにこの記述に同意しないではいられない。
「原発の報道に大本営発表を思い出す:政府は国民に真実を教えない・・残念ながら日本は為政者が国民に対して平気で嘘を言う国だと感じます。・・今度は原爆ではなく原発の被曝によって、これから国民が一生苦しむような、非常に多くの被害を出すのでしょう。・・・」