Railfan(レールファン)
このゲームの内容自体はとても面白かったのですが、物足りないところがいくつかあります。まず、列車の数が少ないです。アウタービューを採用したので、各路線1車両しか運転できません。特に京阪は、準急や急行なども採用してほしかったです。京阪には、新しい発車メロディーが収録されているのですが、平日夕方ダイヤのK特急に採用されているので、樟葉と枚方市の発車メロディーが抜けています。なので、フルではありません。どうせなら、特急ダイヤに発車メロディーを採用して、全停車駅分収録してほしかったです。アウタービューは面白いと言えば面白いのですが、そのせいで、車両が3車両しか登場していません。シカゴ、中央線、京阪線各1車両ずつ
どうせなら、他の車両も登場させてほしかったです。ダイヤも、もう少し増やしてほしかったです。
中央線なら通勤特快など中央線は快速と中央特快しかありません。内容が面白いだけに少し物足りないのが残念です。やってみれば面白いですが・・・
鉄道ゼミナール音楽編
向谷実&SUPER BELL"Zによる、国内大手私鉄各社のテーマミュージック集です。
特筆すべきは、16と19で聴けるカシオペアサウンド。
すぐに野呂一生さんの音とわかるギターを聴くと、思わずうれしくなります。
「Train Simulator」に収められていた曲の再アレンジとはいえど、現在活動休止中のカシオペアの演奏が新譜で聴けるのは、何とも得した気分です。
もちろん、全編にわたり鉄道ファンとしても楽しめる構成になっています。
京浜急行のいわゆる"ドレミファインバーター"をベースとした曲(8)には思わずウケてしまいましたし、京阪電鉄の発車メロディーメドレー(14)も待望のCD収録です。
小田急沿線在住としては、向谷さんらしさが感じられる小田急のイメージ曲(6)もうれしく、本当に発車メロディーか列車接近メロディーとして採用してくれないかな、と思ったりします。
向谷さん作の曲は、「向谷節」ともいえる音の使い方が表れていて好きですし、SUPER BELL"Z作の曲は鉄道エンターテイメントとして素直に楽しめます。もっとも、SUPER BELL"Z作の9は、クレジットを見るまで向谷さん作の曲かと思ったほどで、お互いに影響しあいながら作品作りをしているのだなぁ、と感じました。
鉄道ファン向けの作品ではありますが、音楽としてのクオリティも高く、いろいろ楽しめる一枚です。
出町柳から/朝靄の京橋で乗り換え
どうせ企画ものだろう、程度の認識でネタ的にはともかく
内容的にはまったく気にしてなかったんですが、京阪の駅コンビニで
BGMに流れていたのを聴いて。。。えっ?
歌誌はほんと路線紹介で、それに京阪で通勤し、京阪でデートにいく
恋人同士の風景がかすかに織り込まれているだけなんですが、
ほんわかとしたメロディに乗る、中之島ゆきの微妙な声。
上手いとかパワーが、とかではなく、ほんのりと、色気というか
艶のあるその声、この声が全てです。この声が全ての世界を
作り上げています。たまりません。
企画もの、と切り捨てず、まず聴いてもらいたいですね。