テレビまんが主題歌のあゆみ
70年代にLP4枚組として発売されて以来、CDでも延々とカタログに残っているロングセラーです。価格も下がり、リマスターされたのでとりあえずこのシリーズを買ってから各作品へと深く分け入っていけばいいと思います。ほとんどオリジナル音源を使用しており音質も問題ありません。「あの作品が入ってない」といったヤボは言わないで。これだけ一度に聴けるだけでも大変な事です。
「ひみつのアッコちゃん」 ソング・コレクション
これまで、赤塚不二夫氏・原作の変身魔法の原点「ひみつのアッコちゃん」は、3回出てきましたが、これはそのうちの「平成10年4月〜平成11年2月」バージョンの音楽集で、主役の「アッコちゃん」に山崎和佳奈さんが演じていた時のものですよね。既に「名探偵コナン(as毛利蘭)」も始まっていたわけですし、ご苦労様です。
曲自体は、主題歌やイメージソングが全部揃っていて、この評価でいいと私は思いますよ。
まあ、その前例の2回は、その後番組は以下のようになっていたわけですよ。
「初代・太田淑子さんの時(昭和44年1月〜昭和45年10月)」→次番が「魔法のマコちゃん(昭和45年11月〜昭和46年9月)」
「2回目・堀江美都子さんの主題歌歌手兼任の時(昭和63年10月〜平成元年12月)」→次番は「ちびまる子ちゃん(第1期、平成2年1月〜平成4年9月)」
でも、この第3回はその次番が、対戦カードゲームから発展のアニメ「デジモン・アドベンチャー(平成11年3月〜平成12年3月)」だったんですよ。そう区別をつけて頂ければ、と思うわけです。
アニメソング史(ヒストリー)I
選曲に不満を持っているレビュアーの方もいらっしゃるようですが、少なくとも1に関しては文句のない選曲だと思います。何より全ての曲がオリジナル原盤によるものなのが素晴らしい!こうしたオムニバスアルバムの決定版的なものとして「テレビまんが主題歌のあゆみ」がよくあげられますが、実はカバー版だったり後期版だったり、あるいはレコード用に新たに録音し直したりで、放送されたものとはアレンジの違う曲がかなりあるんですよね(ルパン三世に至ってはなぜかEDが収録されている)。「テレビまんが主題歌のあゆみ」を補完する意味でもこの「アニメソング史」は価値のあるものだと思います。みなしごのバラード、すきすきソング、アクビ娘のうたなどの名EDが収録されているのもポイント高い!
ひみつのアッコちゃん (小学館文庫―赤塚不二夫名作選 5)
私は、ひみつのアッコちやんです。
少女漫画の主人公ですが、私も赤塚先生の作品のひとつです。
先生は、かつて、少女漫画を目指していたときがありました。
この当時、少女漫画の多くは男性漫画家によって描かれていました。
手塚治虫、石森章太郎、ちばてつや、横山光輝などの諸先生でした。
目標とする山の頂はあまりにも高く、先生はいきづまってしまいました。
しかし、その夢が、ひみつのアッコちゃんという形で実現したのです。