伊福部昭の芸術9 伊福部昭音楽祭
実際の演奏会にも行ってまいりました。
銀嶺の果てのタイトル音楽や、アメノウズメの舞を生オケで聴けるだけでも、ファンであれば
買い、ではあります。
しかしタプカーラは・・・やはり本名氏の振るそれとはどうも個人的にもソリが合わない。
個々の芸術(音楽)の感性・解釈の違い、と言ってしまえばそれまでなんですが、どうしても
彼の振るタプカーラは「毎回」何か違う、と感じてしまいます。
第一楽章では、不必要な遅さに苛立ち、第二楽章では、あってはならないと言っても良い
テンポ。(明らかに速すぎる)。 クライマックスの第三楽章は、これまた逆に「無意味に」
煽って速すぎる、と感じました。ただでさえ演奏が大変な楽章なのに、あんなスピードで
やっては(案の定)終盤で管楽器がついていけず。
あの楽章のバーバリックな爆発は、オーケストラとして「乱れの無い」大乱舞でなければ
ならない筈。これでは却って演奏に集中出来ません。
個人的には解釈を間違えているとしか思えませんでした。
特撮大行進(だっけ?)の曲も、アレンジの元が吹奏楽版なので、原曲とは微妙に違う
箇所もあり(ロンドインブーレスクに近い解釈)、これも好みが分かれる所です。
CD 海の日記帳 三善晃
娘のコンクールで、こちらの曲集の1曲を選択したため、作曲者の演奏が、楽曲分析に役立つかと、購入しました。
ただ全体的に、テンポがとても速く、小学4年生の娘には、少しお手本とするには難しかったかも・・・・。
CDとしては、とてもすばらしい演奏だと思います。
TVアニメ・グレイティスト・ヒッツ2
もう、一気に 白黒テレビの画面が頭に浮かびます。あの幼き頃に どういう状態で どんな夕食を食べながら 見ていたアニメだったのかまで思い出せるCDです。
その上 自分でも不思議なほど 歌詞を覚えていたのにもびっくりしてしまった。
夫婦喧嘩中の夫とも このCDを二人で車の中で聞いた途端 ウソのように仲直りしてしまった・・・。
倦怠期を迎えている夫婦には必聞です。
ヒカルの碁 ~平安幻想異聞録~
原作とは違った雰囲気を楽しみことができ、またフルボイスであるため、原作やアニメのファンの方にもお勧めできるソフトです。囲碁勝負もヒントが見れたり、佐為の指導を聞きながら打てるので初心者にも簡単にルールを覚えながらプレイすることが可能です。本格的な囲碁を希望しているユーザの方も御安心下さい。本編中は9路盤でしかプレイできませんが、フリー対戦では正式な碁盤での勝負もありますので。気になるところはアドベンチャーゲームということで様々なキャラクターとのやり取りが当然あるわけですが、必要のないセリフが多いため結構ウザったいかもしれません…。また物語の背景が平安時代ということで、言葉そのものの意味がよく分からなかったりすることも…(分かる人には問題ないでしょうが)。また、『コナミの手抜き』ももちろんあります(苦笑)。セリフやそれ以外の一部テキストが非常に見難い箇所が至る所にありました。テストプレイで気付くと思うのですが…?今年の冬頃に発売される次回作までに囲碁ルールを覚えるのも良いのでは?