不信のとき〈下〉 (新潮文庫)
私も女ですから、夫や恋人の裏切りに対しては怒りを感じますが
それにしてもやっぱり女って怖いなぁと感じさせられた作品です。
子供を産む、産まないの選択にしても、誰の子供を産むのか、いつ産むのかにしても、すべては結局女の手にゆだねられてるのかなぁと思いました。
作品が書かれた時代が昭和40年代ですから、男性の考え方も女性の社会進出の度合いも違いますけど、時代背景は若干違えども女と男のやってることって同じなんだなぁと思いました。
きっと20年後に読んでも、違和感なく楽しんで読めるんだろうなと思う作品です。
テレビドラマがどこまで原作に忠実に描かれるかわかりませんが、現代風にどのように脚色されているのかも楽しみです。
不信のとき~ウーマン・ウォーズ~ DVDBOX
米倉涼子が苦手で見なかったドラマの一つ。
でも一話見たら止まらない!!90年代の松下由樹が復活ってところでしょうか。こう言う役やらせたら右に出る者いないですね。
あと共演者が豪華。杉田かおるも良い人なんだか悪い人なんだか謎っぽくて惹かれる。
ドラマとしては昼ドラっぽい内容だけど、こう言うドラマっぽいドラマ好きですね。
グッド・バイ・マイ・ラブ
『明日への光』がよかったので、聴いてみたんだが…。表題曲もなかなかだけど泉谷の春夏秋冬とか選曲渋杉(笑)で、発表当時15歳?凄いね!他のカバーも聴いてみたいですね。SOMEDAYとかすばらしい日々とかN.O.とかさらばシベリア鉄道とか。尾崎のI LOVE YOUは食傷気味ですので。太陽の破片とかなら可(笑)
不信のとき〈上〉 (新潮文庫)
テレビドラマ化されたのをきっかけに買い求めた本ですが、思いのほか面白かったです。前半は主に、調子にのった男たちの都合のいい生活が描かれていますが、果たして最後まで笑っていられるのかしら?と思っていたところ・・・・。下巻まで一気読みです。有吉佐和子は裏切らないなぁと思いました。この小説が書かれた時代が昭和40年代だとは思えないぐらい現代にそのまま通じる内容でした。