[ネイティブ] native 2012SS VERONA
この春のニュータイプですね。デザインの関係上、色によっては上履きのように垢抜けない印象でしたが、このHula blueはとてもいい色です。イエローとのコンビネーションも最高で、履いた感じもとても良いですね。(追記)その後、ビーバーブラウン&ホットソースレッドも追加購入しましたが、こちらも良い感じです。
狂熱のシーズン―ヴェローナFCを追いかけて
サッカーファンの自分にとっては"バイブル"と言ってさしつかえない本ですし、生涯の読書の中でもベスト10に入る本になる予感がしています。
この本は、サッカーが持つ魅力のうち、最も言葉にしにくい部分を、「これしかない」と思える手法で表現することに成功しています。
例えば、
遠方で試合をする「マイクラブ」を応援するために、早朝まだ日が昇らない時間に家を出る時の高ぶり。
駅や空港で、同じ色を身に着けた同志を見つけた時の連帯感。
スタジアムに入って一番最初に発するチャントのとてつもない快感。
などなど。
「サッカーが好き」と公言する人でも、上記のような「コア」なレベルでサッカーと関わることには抵抗がある人は多いと思います。それだけ、「サッカーを応援する」という行為には近寄りがたい「狂熱」があるのもまた事実です。
そんな「狂熱」に飛び込んだのが、イタリア在住の英国人である著者です。
毎週末、イタリアで最も過激と言われるサポーター集団と共にイタリア中を巡りながら、その体験を記述していく中で、だんだんと「サッカーを応援する」という行為に潜む「演劇性」に気づいていく、というのが本書のあらすじ。
移民や人種の問題、応援するチームの成績不振、田舎クラブの悲哀、フロントのドタバタ、サポーター同士の衝突、そして試合にかけつけるため「だけ」の印象的な旅の数々とウルトラ連中のあふれんばかりの人間性。
いくつものエピソードがドラマチックにからみあいながら、ページをたぐるごとに「サッカーを応援する」という行為の底知れぬ魅力の解明に向かって、その記述はどんどん深化していきます。
もちろん、本書が「サッカーを応援する」ことを全て解明したわけではありません。あくまでも、「サッカーを応援する」ことの持つ魅力が、言葉でも語ることができる対象であるという可能性を示したに過ぎないのかもしれません。でも、日頃、「サッカーを応援する」ことに関する言説に違和感を覚えることの多かった私にとって、これはとてつもなく大きな一歩でした。ですから本書は間違いなく「成功している本」と主張したいと思います。
なぜ本書が成功したのか?ひとつは、著者自身の立ち位置が良かったのかもしれません。
ジャーナリストのような第三者ではなく、ホームゲームに駆けつけるれっきとしたサポーターでありながら、アウェーゲームへの遠征とは無縁で、過激な連中とは距離を置いていた、という立ち位置。そしてイタリアに住む英国人という立ち位置。これらが、本書の主観、客観の絶妙のバランスを生んでいるような気がします。
また、自分の体験を上手く消化し、表現できる著者の知的レベルの高さも見逃せない要素の一つでしょう。(著者は大学教授です)
でもそんな細かいことは置いておいて、「サッカーを応援する」とう行為に少しでも興味のある方は、とにかく本書に「溺れて」みるべきだと思います。youtubeあたりで公開されているウルトラ連中の乱痴気騒ぎを、嫌悪感なく鑑賞できるくらいの「耐性」があれば、本書の価値はきっと理解していただけると思います。
追記
こういう本を書くのは“やっぱり”英国人なんですよね。
競技レベルは世界でも類を見ないほどの速さで成長している日本ですが、こういう本が出るくらいまでサッカー文化が成熟するには、ワールドカップで優勝する以上の時間がかかるかもしれません。
プッチーニ 歌劇《蝶々夫人》アレーナ・ディ・ヴェローナ [DVD]
購入動機としては、ゼッフィレッリ演出というのが大きな部分を
占めてましたが、演出、舞台装置はもちろん、キャスト、衣装、
そしてDVDソフトとしての画質、音質までも含めて、買って
よかったです。
野外劇場でのライブ収録なので、トゥーラン紫禁城ライブのように
音質がどうかなとやや不安でしたが、余計な心配でした。
この演目の映像としては他に、カラヤン・フレーニ・ドミンゴのを
含め5つほどありますが、今のとこ、これが一番のお気に入り。
[ネイティブ] native 2012SS VERONA
CROCSと迷いましたが、あまり人と被りたくなかったのでこちらをチョイスしました。
簡単に脱ぎ/履きができますが、ゴムの伸縮性がちょうどよくぴったりフィットします。
普通のサンダルのようにうっかり脱げてしまうことがありません。
重宝しています。