ワールドサッカー ウイニングイレブン 2011
とりあえず、評価できる点を。
☆実況搭載。
これは前からPSPユーザーから言われていたことです。コナミが重い腰をあげたといったところでしょうか?
携帯ゲームなので、読み込みに時間がかかり、プレーとの間隔が空きやすいですが、かなり好印象です。
☆グラフィックの向上。
マイナーな選手も似せてくるのは流石といったところ。PS2と比べても遜色ないレベルにあります。
☆マスターリーグ本格化。
新運営要素、好印象です。とにかくお金を稼ごうと、ホームではかなり燃えますw
☆ハイライトの搭載。
ハイライトを入れてくれたのは嬉しい。再びゴールシーンを見れる喜びは大きいです。
と、ここまでは良い点です。驚きました。ただ悪い点も変わらず目立ちます。
★試合が×。
2009をプレイし試合の質にガッカリして、2011を買う時ここを期待してたんですが、大差なかったです。
やっぱり選手が下手&馬鹿です。
簡単なパス回しなのに足元にボールを送れなかったり、
シュートも後ろから少しプレッシャーがかかると大抵の選手は枠にシュートを打てなくなり、
スタンディングタックルは、ホントに相手に向かって足を伸ばすだけ。
ヘディングのクリアも当たり損ねが多く、相手の元に転がりやすい。
他にもワンツーのパスを必死に避けたり、
前にパスを出すと、すぐFWへのパスに認識されてしまったり、
クロスは上げるだけだったり、
PSPの操作性もあるでしょうが、相変わらずプレイヤーの意思は反映されにくいです。
そこはプレイヤーではどうしようもない所ですし…。
COMの攻めのバリエーションも、ほとんどがボールをFWに預けてゴリブルかフライスルーパス連発。
ぶっちゃけ試合面はガッカリでした。
これをPS2レベルくらいまであげれれば大分違うんだけどなー。
まあこれを考慮して厳しめの☆3。
PSPウイイレになれてる人はかなり良いかも。
サッカー バルセロナ戦術アナライズ 最強チームのセオリーを読み解く
先日のチャンピオンズリーグ決勝の興奮がまだくすぶっているところに
本書を発見。迷わず購入しました。
クライフ監督時代の試合など、実際に見た事の無かった試合も
多くの図説付きで解説しているため、頭の中でイメージを膨らませるのを助けられました。
バルセロナがなぜ強いのか?というテーマに対して、丁寧に、かつ詳細に解説しているので
バルサファンでなくとも、最強と言われるチームがどのようにして
現在に至ったのかがわかる、サッカーファンすべてにおすすめできる一冊。
裏表紙にあるこの言葉には胸が熱くなった。
「ユニホームにはクラブの血が流れている。ボクはバルセロナのためになら、何でもできる」
(カルロス・プジョル)
バルセロナというチームは選手たちのこの気持ちによって強く繋がっているのだと感じた。