種から育てる花図鑑わたし流
巻頭にカラー写真がまとめてある他は、大部分が育て方です。
育て方部分は花時別に五十音順に構成されています。
1種類1ページ、見開き2種類です。それぞれの写真も付いていますが白黒印刷です。
1種類1ページなのでたいへん簡潔にまとめられていて、本自体もコンパクトです。
私の住む辺りでは最近見かける様になった、外来種の新顔の園芸植物がずいぶん載っているので助かります。
秋蒔きの苗の冬越しの仕方などは「トロ箱に入れて軒下に置く(雨がかかって多湿になるのを防ぐ為)」
など理由も書いてあって具体的なので、そのお宅の状況に併せてアレンジできそうです。
最後の方に、共通する栽培のコツがまとめて載っています。
欲を言えば、巻末にでも五十音順だけの索引がついているとさらに助かります。
ブイヨンの気持ち。 (ほぼ日ブックス)
糸井夫妻とブイヨン君の生活を拝見しているようで、とっても心温まる一冊でした。ブイヨン君がとってものびのびと、周りの人達もそれ以上に楽しんでいて、とっても居心地のいい場所だと、自分も犬の目線で感じてしまいました。犬好きにはたまらない一冊ですよ!
種ともこ MTV Premium Live in duo [DVD]
かなり前に見た感想なので、うろ覚えですが、なかなかよかったと思います。ただ、藤丸のギターが
やっとこ付いて行ってる感じがして、年のせいかと思ったら、顔が真っ赤だったので、高熱があって
ライブをやったやつは、これなのかと思ってしまいました。なんか、藤丸のギターが、若干遅れてる
ような感じがしましたが、そこは藤丸なので、うまくカバーしてる感じでした。でも、この頃のAB'S
などの映像も見てますが、気になったのは、このDVDのみです。あと、残念だったのは、僕は、
俺たちは天使じゃないが入ってて、喜んでたのですが、ミッチーが歌ってたので、残念でした。
出来れば、好きな曲なので、藤丸のボーカルで聞きたかったです。でも、この曲って、ミッチーの
曲だから、仕方ないか。あと、藤丸がスキンヘッドで、帽子もかぶってなかったので、怖かったです。
(笑)それでは
毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962
標題のとおりの内容。中国共産党主席であった毛沢東が1958年から1962年にかけて主導した大躍進運動の結果として発生した大飢饉が克明に描写されている。
中国の国、省レベルの各公文書館に保管されていた文書のうち公開されたものをつなぎ合わせ、大躍進運動の期間に実際の農村で何が起きていたのかを再構成している。無論、公開された文書は不十分であり、また国の公文書館での情報公開はごく僅かであるため、著者自らが認めているように、内容的に大躍進運動のもたらした災厄の全貌が完全に描かれているわけではない。それでもなお、その悲惨さを語るには十分な内容。限られた資料からここまでを描いた著者の努力を十分に感じさせる労作。
毛沢東率いる中国共産党による中国支配が確立して後の、ソ連、アメリカ等の外国主要国に追いつき追い越すための一大政策が大躍進運動。鉄鋼の生産、農作物の増産のために、現場を知らない中央のリーダー達の思いつきが指示となって地方に流れ、唯々諾々とそれに従う地方の幹部達。そこにある情景を示す言葉は、集団心理、自己保身、上意下達、熱狂、自己批判、暴力、失脚、個人崇拝、権力闘争、革命、犠牲、中央集権、官僚主義、スローガンといったところか。
こうして到達した破局の中でも毛沢東に従う周恩来。路線を変えさせようとする劉少奇。これを自らに対する挑戦と受け取る毛沢東。そこで歴史は文化大革命へとつながっていく。毛沢東が仕掛け、1966年に開始された文化大革命がもたらしたさらなる混乱と、その中での劉少奇の失脚。本書は1962年の大躍進運動の終焉で終わるが、このような文脈の中で本書を読めば文化大革命に対する理解はより深まるだろう。
本書で残念なのは、丹念に調べられた事実に基づく情景がこれでもかというほどに描写されるものの、まさにその描写に終始していること。歴史的な意義付けであるとか、中国共産党の組織構造との関係であるとか、さらには主要リーダー達の人間関係であるとか、こうした緯糸を事実描写にとおすことで、本書の内容はより深められたのではないだろうか。
Broken Wings
実写では到底不可能・・・そんな原作のアニメ化で生まれた
種さんのエンディングテーマ曲。
全部英語なので歌詞を"即かみ締める"ことはできませんが、
聴けば聴くほどドンッ!!!としみこむ曲です。
10回以上聴かないとしみこんでこないかもしれませんが、
新しいパイオニア的な作品のエンディングにふさわしい曲だと思います。
挿入歌「Let me hear」も染み込む。