放課後の鍋奉行か~ちゃんのこってり部屋
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おすすめベスト10!
リストランテ・パラディーゾ (f×COMICS)
私も羽海野さんのオビにつられて読んだクチですが、
酒が入っていたこともあり、1回目は紳士たちの見分けがつかないことつかないこと。
キーパーソンのクラウディオすらコマによっては見分けがつかない始末。
独特な雰囲気の陰影の深いお洒落な絵柄で
ミニシアターでヨーロッパの映画を観たあとのような読後感でした。
話の展開自体は何ら奇をてらっているわけではなく(紳士萌え以外は)
でも適度に影がありかつ心があったかくなる、深い余韻のお話です。
2回目に読んだときの方がより響くものがあったので
さらっと流さず何回か読んだほうがいいと思います。
2回目からなら紳士の見分け方のコツも分かってきますし。
クラウディオの色気は大変よく伝わりますが
(どうしてもワンピースのサンジを思い出す・・・)
残念ながら紳士萌えには至りませんでした。
主人公のニコレッタをはじめ、女性陣も大変魅力的です。
神聖喜劇〈第6巻〉
読後、さわやか。第一巻から読んできた者は十分な満足と充実感、そしてえも言えぬさわやかな気持ちをえる。
この第六巻(第八部永劫の章)で、読者は大日本帝国陸軍の中の一兵卒として在る自分に気付く。軍隊内部で錯綜する悲喜劇。
緊迫した状況下でドラマは予想もしない展開をする。感動につぐ感動。そしてあっというエピソード。ああ、大前田軍曹。
ああ、漫画はこのようなことが可能なのか。
「“一匹の犬'”から“一個の人間”へ実践的な回生・・・そのような物事のため全力的な精進の物語
―別の長い物語でなければなければならない」(最後の248頁)と、いう言葉通り。
己の生き方を問われる書である。
この書を完成させた人たちに感謝。第11回手塚治虫文化賞 新生賞、第36回日本漫画家協会賞 大賞おめでとう。
GENTE 1 (Fx COMICS)
読めば読むほど味わい深くなる、スルメ?のような短編集です。
小さい子には薄味がいい、と思っても素直に言えず、誰かさんに
ケンカをふっかけてしまうヴァンナが大好き!(深読みすぎるかな?)
他のメンバーもみんな色っぽくて大満足でした。続きが楽しみです。
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