バシズム 日本橋ヨヲコ短扁集 (講談社コミックスデラックス)
この作者にも「駆け出し」な時代があったんだなと
ほのぼのする作品たちです。
「駆け出し」・・・つまり、『G戦』などの今の作品と比べて、
シンプルなメッセージが、とてもシンプルに語られているように思います。
ココロに届きますよ!
G戦場ヘヴンズドア 2 (IKKI COMICS)
次第に明かされて行く、登場人物たちの持つ秘密の数々。それが二人の運命をどんどん変えていく。目が離せない2巻です!
日本橋ヨヲコさんは、すごく人間が好きな人なんだなぁと思います。そして登場人物たちの持つ厳しさって言うのは、優しく脆いからなんだなぁと思います。すべての登場人物を愛おしく感じるマンガって、珍しい。
少女ファイト(8) (イブニングKCDX)
今回はサラが中心の話でした。
鏡子との出会い、父親との確執(まではいかないか?)など彼女も色々と背負っている人物でした。
ただ間に広之と明の話も入っていたのでサラと鏡子の話はなんだかアッサリとまとまって終わった、
という印象だったのでもうちょっと掘り下げてもいいのではないかと思いました。
でもそんなことしてるとバレーの描写すらなくなりそうなので良かったのかなと思います。
サラパパは飄々とした人でホントにDVしてたの!?って感じでしたが常に片手にワンカップ持ってるとこから
サラを手放してずっとアル中なのかと思うとやっぱり良い人とは思えませんね。
次巻は来年の春発売で隆子メインの巻のようです。楽しみだ〜
それにしてもユカにはスポット当たらないのね;
G戦場ヘヴンズドア 3 (IKKI COMICS)
もう熱いよ。この作品。読みながらなけなしの情熱が溢れかえってきたよ。
台詞で気持ちや熱を伝えるのは容易いかもしれないけど、この作品では台詞だけじゃない、むしろ絵だけのシーンで泣かされる、登場人物の表情が突き刺さる、立ち居振る舞いに情熱を感じました。
読んでよかった。
3巻すでに出てたので、一気に全部読んだ。ていうか最初午前中に1巻だけ買って読んだら、いてもたってもいられなくなって午後に2・3巻と買いに行った。虜にされてしまった。そうゆう本です、これは。
主人公、町蔵の成長に1番共感させられた。最初の頃の町蔵は物の表面しか見えていない偏見ヤローだったけど、漫画を描いていくことで人の内面から物の本質が見えるようになっていた。というか感じるようになった。知ることには重大な意味があることを思い知らされる。自分が今まで逃げてきたものから、今度はもう逃げない、乗り越えられる力がまだ自分達にはあるのだとそういう力を感じた。それこそが私の情熱を呼び起こしたのだと思う。うわっ、クサっ!
ハズいけど、これはかなり正直な気持ち。そこまでしてこの作品の良さを分かってもらいたいのですよ、私は。
この作品の登場人物はみんな好き。どのキャラも好き!!つーかもう師匠!みんながみんな私に何かを教えてくれてるのさ。
辛いことを乗り越えたあとって、こんなに気持ちがいいのか。嬉しいってこういうことか。
こりゃ、人生のバイブルかね!?また大袈裟な…ぃゃ、マジで!!