IBMホームページ・ビルダー12 [発売記念通常版] 書籍セット
ホームページビルダーは、
日本で一番売れているホームページ作成ソフトとされています。
操作面に関して、完成後の画面を常にチェックしながら作れるところが、気に入っています。
5000点以上のイラスト、ボタン、写真、アニメーションGIFが搭載され、使い切れないほどの充分な量で、ホームページがにぎやかに仕上げられます。
ですが、ホームページ作成ソフトのスタンダードである当ソフトは、
・対応書籍が数多く販売される
・使用者が多いので相談しあえる
というメリットも存在します。
実は、こちらのメリットの方が、ありがたいものです。
作成していく上で、どんなソフトでも、自分では解決できない事がでてきます。
それが、スタンダードソフトなら、解決が容易いのです。
※『オフィス』がいい例です。
このような理由からも、「ホームページビルダー」をお勧めします。
私も、さっそく「10」から「12」にする為、
バージョンアップ版を予約しました。
しかし、私は、こちらのものではなく、書籍無しの方にしました。
旧バージョンを使っている慣れている人は、しばらくして発売される
全機能解説版の書籍の方がふさわしいと思います。
これが星5つではない理由です。
なお、詳しい機能解説は、ジャストシステムのホームページで確認しましょう!
IBM ホームページ・ビルダー Version 8
ホームページビルダーは昔から知っていましたが、使い出したのはV6の頃からです。V6のマニュアルは完全にタスク指向というか、機能の使い方に主眼が置かれていて、500ページ近いリファレンスマニュアルに満足感はあるものの消化不良となりがちでした。V7になって、マニュアルはソリューション指向で簡素化されました。しかもオールカラーでしたが、ホームページビルダーの真骨頂とも言える「どこでも配置モード」と「標準モード」の説明が入り混じり、構成的に少し分かりにくい感じがしていました。このV8になってからは、さらにソリューション指向が強化され、Web日記、アンケートやテスト、オンラインショップなどの機能が分かりやすく組み込まれてきました。マニュアルもさらに洗練され、かなり分かりやすくなり、全貌を把握することが容易にできるようになっています。これは大きな進歩です。
ここまでくれば、ホームページビルダーに望むことは、洗練されたビジネスページに取り入れられているグローバルナビゲーション、検索、フレームを使わないナビゲーションメニュー等のもはや当たり前となりつつあるプラクティスを簡単に取り込める機能が要求されてくると思われます。
技術指向から利用指向へと転換したホームページビルダーの使い勝手の良さと、 "time to publish" とでも言った方が分かりやすい、ホームページを作ろうと思ってから公開するまでの期間の短さは特筆ものです。誰でも使える使いやすいホームページ作成ツールであることに加え、IBMが力を入れていることが信頼感を高めています。手軽にホームページを作りたいと考えている方に特にお薦めできます。
東京暗黒街・竹の家 [DVD]
素晴らしい!まずは復刻発売感謝です。名は聞けども未見でした。いやーさすがフラー節怒髪天を突く爆発でいいです。まずアメリカ帝国主義的な視線が全編つかれこのいい加減さがたりません。昭和30年代の東京の地の記録的な側面も見逃せず、これは比較人類学的な価値があります。定番のよくわからないニホンゴーやら、時に中国美術との編集されたアート舞台背景など非常にアメージングであります。しかしてこのあと日本舞台にした映画はほとんどこの映画を参考にしたのではなかろうかと睨みます。ザヤクザやブラックレインなどにも相応の影響をあたえている共通項を見いだせます。しかしてその後のサユリやらラストサムライまではかり知れぬ影響をつくったのではないでしょうか。ともあれなぜかこの映画の後、あの大傑作サイジングサンのSコネリー変なニホンゴやら、涙なくしては見れないリトルトーキョー殺人事件(故ブランドンリーもでてます)など続けてみたいものです。おそらく日本人としての発音が他人には妙に聞こえる日々が来るかもしれません。
しかしさすがフラーだな、と思ったのは初めの殺人からタイトルまでギャーと流す演出、富士山マンティーニヤ構成(グリーナウェイがくらしがるかと)、あとこまかいところでちゃんとしてます。後半の松屋舞台の決戦で屋上から撮影した路上の群衆にちゃんと被害者(動き)いれているのはさすが映画をしりつくしたじいさんです。さあ、東京見物にいきましょう!
ちなみに復刻された他の作品に「スクワーム」とか「地獄のモーテル」とかあってフォクスさんやるな、とおもいんですが上記の作品等一体どういう反応すればいいのかちと困りうれしくあり微妙ですがこのデフレに勇気感謝。
巨象も踊る
IBMをIT企業に変身させたCEOの自叙伝だが、その語り口と内容はおよそIT企業のCEOらしくない。ビル・ゲイツのようなライバル企業を片端から潰して回る強引さも、スティーブ・ジョブズのような世界を救う使命を説くカリスマ伝道師ぽさもない。プロジェクトXのような悲壮さも起死回生の逆転劇もない。ガースナーはひたすらまじめにIBMの問題点を調べ上げ、戦略を立て、決断を下し、指示を出し、指示が実行されたかチェックする。部下の面従腹背に悩まされたり、見込み違いで失敗したりしたことも正直に書いている。ひたすらまじめなのである。味も素っ気もない率直な文体がその仕事振りを表しているが、決して冷血漢ではなく、レイオフで辞めていく社員に対しては「自分を人生の負け犬と思い込まないでくれと」とメールを書き、生き残った社員には「辞めていく社員を敗残者として侮蔑するな」と戒める。
大言壮語せず、忍耐強く当たり前の手段を着実に積み上げていくその姿勢に好感が持てる。
やたら精神論ばかりぶつ日本企業の経営者はお手本にして欲しい。
会議の時のシャツのエピソードは傑作だ。