ジャンヌ・アルテス スルタン メン オーデトワレスプレー 100ml(111129075)【HTRC3】
名前に惹かれて購入しました。スルタンという名前ですので、力強い男の王みたいなのを、期待していましたが、想像とは正反対の代物でした。香りは、さほど強く強調することは無く、大人な雰囲気の落ち着いた香水だなと感じさせるものでした。
ジャンヌ・アルテス スルタンナイト 100ml 【HTRC3】
このシリーズはほとんど持ってますがコレは特に気に入ってます。
つけた時は甘く香りその後爽やかなみずみずしい香りになります。
夜も逢いたい・・・まさにキャッチコピー通り☆私は好きな香りです。
ただボトルの中に銀の細かいラメが入っていて、結構な量で香水と
一緒に噴出されます。外出時デコルテなどにつけて肌を光らせるには
もってこいですが、入浴後や就寝前は避けた方がいいかな〜
スルタンガリエフの夢―イスラム世界とロシア革命 (新しい世界史)
イスラムの篤学にして、手練の書評家、エッセイストとしても『嫉妬の世界史』など、それこそ羨望するのも畏れ多い。それが著者・山内昌之だ。近年ショウケツ跋扈するええ加減な読み、あるいは読んでいないような書評、読書エッセイとは比較を絶する。彼に匹敵するのは、米原万里亡き現在、鹿島茂くらいではなかろうか。読むべき本、当たるべき資料にしっかりあたっており、その読みの深さも半端ではないのだ。何よりも元手がかかっている。読まずば、評するな!
山内の最高傑作は、本書『スルタンガリエフの夢』である。土肥恒之の『ロシア・ロマノフ王朝の大地』を読んでいて、不図思い出したのが本書だが、これがいまや一般書店では簡単に手に入らなくなっている。本書こそ文庫化すべき古典であると思うがなあ。
(いま手元にないので中身を評することができない。)
スルタンに奪われて (ティアラ文庫)
ヒロインは砂漠の国の姫。
ある日、平和な母国が侵略され、王である父と王位継承者である兄が殺されます。
侵略してきた軍の長に見つかり、自国へ連れ去られてしまいました。
その人は皇弟で、第一皇位継承者でした。
間もなく後宮に入れられ、皇弟であるヒーローに処女を散らされました。
この、アラビアンハーレムの描写は見事です。
女がただ一人の男からの寵をいただくために牽制しせめぎ合う、魔の巣窟…。
そんなところへ入りこんだ深窓の箱入り娘なヒロイン。
根がしっかりしていて賢く、清楚なお姫様に好感が持てました。
何せ、よくある王道展開の罠に引っ掛からないのですから!
急転直下し激変した生活環境に戸惑いながらも、身代わりになって死んだ侍女との約束や王女としてのプライドを守るための心の葛藤、段階を踏んだ成長の描写は分かりやすくもあり、とても引き込まれました。
引き込まれたがゆえに、儀式の描写はえげつなくて衝撃だった。
リアルに昔こういうことが行われてそうだな、と…。
ここは好き嫌い分かれるところでもありそうだけど、何せ異文化、アラビアンなんです。
多神教な文化…文化の違いって恐ろしいと思いました。
それにエロ描写がまた上手に描かれています。
「俺の子を孕め」というヒーローに何て自己中な!と思ったけど、物語が進むにつれて、それも納得できました。
儀式も含め、エロ描写は結構多いです。
1冊でよくまとまった、良作なアラビアンハーレムの作品だと思います。