未知との遭遇 ファイナル・カット版 [DVD]
子供の頃、星の観察が大好きだった。
冬の寒い夜でも庭で星を見ては風邪をひいたりして怒られた(笑)
夜空を見ては「きっと、これだけの星だからきっと宇宙人もいるぞ!」なんて思ってたり。
近年、映画の中で宇宙人は怖い存在としてかかれているような気がする。それはそれで、物語としては面白いのだけれど、自分の子供には「未知との遭遇」のような夢を見る事のできる映画を見せたいな〜と思う。あの不思議な旋律。SFXを見慣れていると物足りないかもしれないけど、それでも美しい宇宙船。最期に流れる「虹の彼方へ」を聞くと何故か優しく洗われた気持ちになる。
昔の映画だけど、何度でも見上げたくなる優しい夜空が、ここにはあるのだ。
未知との遭遇 ファイナル・カット版 (1枚組) [DVD]
Kodakの規格である126フィルムを使用したインスタマチックカメラを主人公であるリチャード・ドレイファスがUFOを撮影するために構えるシーンがある。フィルムカートリッジを上下逆さに入れて苛立ちながらフィルムをカメラに詰める場面だ。126フィルム…あまりにも懐かしいアイテム。6×6の中判カメラの様な正方形のサイズは人物撮影に適した縦横比率でした。そして…息子を宇宙人に連れ去られる悲劇のママを演じたメリンダ・ディロンはクライマックスシーンでどこからかカメラを出してきてUFOを激写しようとします。その時に登場するのが西ドイツのローライB35。セレン式単独露出計内蔵のトリオター40mm/F3.5のレンズが搭載された135フィルム写真機。他にも長尺フィルムホルダー仕様のNikonのF2フォトミックやハッセル・ブラッド等のプロユース写真機が林立した自動撮影システムの隙間から大衆カメラの代名詞的なKodak110フィルム仕様の写真機を構えるとぼけたプロジェクトスタッフ。映画的にはローズマリーの赤ちゃん以後…日常的にカメラを携帯する眼鏡で出っ歯の日本人…てな小馬鹿にしたステレオタイプの日本人像があったけれど…本作『未知との遭遇』を久しぶりに観て認識を新たにしたのは…一般的アメリカ人だってカメラ好きやんけ!!…これでした。
ジョン・ウィリアムズ・グレイテスト・ヒッツ1969-1999
スティーヴン・スピルバーグ監督と組んだ数々の映画のテーマ曲をメインに、ジョン・ウィリアムズの自作自演(指揮)で楽しむ28のヒット曲集。DISC1の66分、DISC2の73分44秒の中に、ジョン・ウィリアムズの素敵な音楽がいっぱい詰まっています。
音楽の羽ばたく様が目に見えるような『E.T.〜フライング・テーマ』。
姿の見えないものが、徐々に迫り来る不気味な恐さを見事に表現した『ジョーズ〜テーマ』。
ボストン・ポップス・オーケストラの名奏者ティム・モリソンのトランペットの音が冴え渡り、胸に切々と響く『JFK〜プロローグ』と『7月4日に生まれて〜テーマ』。
カール・オルフの名合唱曲『カルミナ・ブラーナ』(ヨッフム盤が素晴らしい名演です!)に通じるスリリングかつダイナミックな雰囲気を持った『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス〜運命の闘い』。
以上、五つの曲・演奏がなかでも魅力的で、ジョン・ウィリアムズの音楽の魔法の煌めきに、わくわく、どきどき、胸が弾みました。
改めて、彼の音楽のわくわくする楽しさと、心躍るファンタジックな気分を堪能することができた二枚組のCDです。
未知との遭遇―癒しとしての面接
スーパーヴァィザー(ソーシャルワーカー等の対人援助職を、サポートする専門家)である著者の初めての著作。相談面接技術について教科書的な分類ではなく、経験的・実践的な分析を試みている。記述は平易で読みやすいが、内容は深い。
すべての医療・介護の現場では、毎日が面接的であり、対人援助である。外来診療などは、1日に40人以上との面接であり、対人援助場面である。しかし従来、相談面接技術についてはその重要性が認識されていなかった。この本は最前線での実践者にとって、レベルアップのために有用と思われる。
(更に著者はこの本の10年後に「身体知と言語」を著し、対人援助技術の理論的構築を目指している。)