裸の大将~放浪の虫が動き出したので~ [DVD]
塚地武雅さん、映画「間宮兄弟」「キサラギ」での演技が評価されての大役抜擢。
ただ先代の芦屋雁之助さんのイメージが強過ぎたためか、正直まだまだ未知数といったところです。
それでも山下清という一人の人間像を懸命に作ろうという健気さや、彼でなければ出すことのできない温かみのある表情や仕草・雰囲気はこの人情劇には欠かせない要素になっていると思います。
新しい山下清像を作り出そうとしている塚地さんを長い目で見守ってあげたくなります。
2008年の宮崎編・山梨編、2009年の熊本編のDVD化も楽しみに待っています。
ハンチョウ~神南署安積班~ DVD-BOX
通常の刑事ドラマは,派手なアクションや大掛かりな仕掛けが目に付くばかりで,人間を描いていません。もちろんそれで満足する方も多いのでしょうが,私は「ハンチョウ」をみて考えが変わりました。
ひとつの警察署のひとつの班の物語ですが,ヲQ者・犯人そしてなにより安積班の人間を描いています。班長が昔かたぎでなくちょっと間が抜けたでもやるときゃやるぜの人なのです。よく理想の上司ということを言われますが,安積さまはまさに理想の上司です。そして演ずる佐々木蔵之介さまは,原作どおりのイメージです。私の傷ついた気持ちを癒してくれるのは,佐々木様であり,安積班のみんなです。ヘッッと思う方,1話でもいいから(お勧めはFILE 9)是非見てください!あなたの感性変えて見せます。
ハンチョウ~神南署安積班~ シリーズ4 DVD-BOX
今シリーズまで未見でした…たまたま観たら、一気にハマった。キャスティングが最高でした。安積役の佐々木蔵之介さんをはじめ、安積班の面々や課長役の田山さん。レギュラーメンバーはもちろん、犯人役のキャスティングもしっかりとなされていました。レンタルで過去シリーズを全部観てしまいました。今野敏さんの原作の持つパワーとの相乗効果もピカイチ。僕の中で、過去最高の刑事ドラマです。スタッフ&キャストの皆さん、有難う御座いました。
ライブミランカ ドランクドラゴン トークライブ 「鈴木拓のトークは俺にまかせなさいっ! ついて来れるか塚っちゃん!!」 [DVD]
アメトーーク「鈴木拓ナイト」でも、その驚異的なダメっぷりを見せつけた、
鈴木さんが仕切るトークライブ。
もちろん鈴木さんが完璧に仕切れるはずもなく、要はそのグダグダ感を楽しむライブなのですが、
ま〜笑いました。後半、スタミナが切れて若干ダレる所も鈴木さんっぽい。
塚地さんの絶妙なツッコミがあってこそ成立するライブだとは思いますが、
アメトーークで鈴木さんのことが気になっちゃった人には絶対オススメのDVDです。
キサラギ スタンダード・エディション [DVD]
この作品は見る側の姿勢によって評価が変わると思う。
評価の高い作品だから期待して見る。
それだけならいい、が。
そこに評論家のメスのようなものを持ってみてしまうと、おそらく楽しめないと思う。
評価の低い人は「先が読めた」という。
むしろ、先が読めるように作っているとも考えられるくらい、普通に見ていれば誰でも先が読めるだろう。
私がいいたいのは、「先が読めた」という人のなかで物語の半分ほどで結論やエンディングがよめた人はいるのか?ということだ。
先が読めた、と言ってもおそらく先読みした瞬間から少しすれば映画の中で発覚する事実だろう。
そんなことより、むしろ物語の張り巡らされた伏線がエンディングに迫るにつれ、どんどん集まってくる。
始まってからの五人の行動、セリフの大半がエンディングにつながっている。
全ての謎が解け、謎解きするシーンは爽快感さえある。
早い話が、かしこまって見る映画ではない、という事。
そうすれば、面白い映画であることは間違いない。私は高評価です。
多少不満な点をいえば、全て謎が解けてから少しダラダラしすぎだったのでは?というくらいか。