マイ・ジェネレーション [DVD]
単純にドキュメンタリー作品としては良かったです。
69年当時のウッドストックを懐かしみ、現代の音楽フェスとのギャップを認めることの出来ない音楽ファンと、それでも開催に踏み切る主催者のやり取りでほとんど構成されています。
時代によって支持される音楽も違うわけで、そのギャップを埋めることは出来ないってことでしょうか?
ジャニス・チョップリン、ジミ・ヘンドリクスのステージング等当時の映像や、リンプ・ビズキットの「朝起きたら何となくムカツイてて、何か壊したいから道具をくれよ」といった歌詞をクローズアップし、当時の若者と現代の若者が音楽に求めているモノの違いを表しているのだと思います。
こういった、わずかのライブ映像とインタビューのコラージュという構成は少し極端な表現かもしれませんが、「伝説のウッドストックのライブ映像や秘話」ならいくらでも見ることが出来るわけで、こういった作品は今までなかったんじゃないでしょうか?
ジェームズ・ブラウン ソウルセッション 1987(1WeekDVD)
ファンクの帝王、ショウビジネス界いちばんの働き者、ジェームス・ブラウン。
彼のライブ映像というだけで価値ある映像である。
やはり音楽はライブに限る!!
その場で作られる音楽・空気感が伝わってくる。
アレサ・フランクリンとの初競演も貴重だ。
ジョー・コッカー・イン・コンサート [DVD]
69年のウッド・ストック以来のファンだけれど、相変わらず熱いステージ。
内容は、96年発売のドン・ウォズをプロデューサーに作ったCD「オーガニック」をライブで取り上げたもの。
基本的にはスタジオ録音の時のレベルの高いバックのメンバーが揃い、お互いの気心も合って雰囲気の良い
コンサートになっている。
贅沢を言えば、CDのBilly Preston,Jim keltner,Randy Newmanなどがいればと思うけれど、欲張りか。
ジョーの顔が見られ、いつものように汗びっしょりで心をこめて歌う姿に惚れ直すけれど、CDをずっと
聴いてきた身としては、どちらかと言われるとCDに軍配。
Greatest Hits
18曲目の曲が今から10数年前に60年代アメリカのある少年の青春時代をモチーフとした某海外ドラマで使用された曲です。初めて聞いた瞬間ゾクゾクっとするような感動を覚えました、以来その曲を探しましたが実はつい最近まで誰の曲なのかも知りませんでした、しかし10数年目にしてやっと誰の曲なのかを知りそしてこのCDを手にすることができました。探し当てるまで10数年を費やしましたがその苦労を惜しむことないほどに聴きたくなる曲です、もちろんほかの曲も最高にすばらしい曲です。ぜひぜひ一度聞いてみることをお勧めします。
Mad Dogs & Englishmen
ツアーを追った映画のサントラ・ライブ盤です。
スワンプ色が強く演奏も荒いため自分は初めて聴いた時はとっつきにくかったのですが
何度か聴くうちにはまってきました。
個人的には、初めてジョー・コッカーを聴く人にはファースト(かセカンド)を薦めたいです。
出だしからいきなり2,4,5曲目と泥臭い演奏が続くあたりが良いです。
他にもいくつか聴き所がありますが
スタジオ作では味わえないゴスペルのような雑でパワフルな盛り上がりが魅力です。